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長和町で活動する「地域活性化プロジェクトチーム和」が「意見交換会」を行う! ☆チームが取り組む同町和田地区の「空き家リノベーション」など

テーマ:長和町ニュース

【町役場で行われた意見交換会】
【改修作業が進む平屋の建物】

 長和町で活動する「地域活性化プロジェクトチーム和」はこのほど、チームが取り組む同町和田地区の「空き家リノベーション」などに関する「意見交換会」を町役場で行った。

 チームは昨年、長野大学熊谷圭介ゼミナールの学生約20人、NPO法人「和田のあしたを考える会」、信州・長和町地域おこし協力隊の高田傑さんが連携して立ち上げた。
 前身の活動として、令和5年度に高田さんや同大有志で行った和田宿の「羽田野邸改修」がある。
 チームは、全国的同様に長和町でも課題となっている「空き家」に焦点を当てて活動している。
 協働で「空き家のリノベーション」や「利活用」を行い、地域内外から人が集まる「観光拠点」や地域住民と地域外のさまざまな人が集まる「交流の場」、地域活性に寄与できる「施設創出」に取り組んでいる。

 さらに「空き家課題解決のモデルケース」になるような「産学官民連携の事業スキーム構築」も目指している。
 このスキームは、地元住民や企業、行政、学生の連携の仕組みや、それをつなげる「ハブ役の人材を育てることが核」という。

 昨年7月ごろ、実際に和田宿にある空き家の改修作業が始まった。
 空き家は2棟あり、いずれも地元住民から借り受けている。
 これまで、チームメンバーによるDIYやクラウドファンディングによる資金調達、地元事業者からの資材提供を受ける、学生による活用方法研究などが行われてきた。
 2棟のうちの1棟で平屋の建物は、4割から5割程度まで改修作業が進んでおり、10月のプレオープンを目指している。

 意見交換会は学生が企画。プロジェクトメンバー、地元住民、羽田健一郎町長ら町関係者ら、小林淳一学長や熊谷学長ら長野大関係者が集まった。
 内容は、空き家改修の経過の説明や、同ゼミが考案した複数の活用方法の発表、熊谷教授による先進事例「ニッポニア佐原」紹介、質疑応答など。

 高田さんは3月で任期が満了となり、同ゼミも今年度で活動が区切りとなる。
 高田さんは4月以降も長和に残り、地元住民や新たな学生グループとプロジェクトを進めるという。

 高田さんは「この取り組みが、一つの事業スタイルになればいいと考えている。産学官民で連携し、お互いに足りないものや持っているものを共有し、空き家改修を通じてウィン・ウィンの仕組みを作りたい。町だけでなく他の空き家に横展開していけるのではないか」と話していた。