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長和町古町の豊受大神宮で伝統の例祭「おたや祭り」2023が開催!長野県指定選択無形民俗文化財。 制作した「山車」を奉納。

テーマ:長和町ニュース

【上宿第1場】
【上中町第2場】
【中町第3場】
【下町・藤見町第4場】
【桜町第5場】

 長和町の古町豊受大神宮で14、15の両日、伝統の例祭「おたや祭り」があった。
 地域住民が、おとぎ話や歴史の物語などをテーマに制作した「山車」を奉納した。

 山車は区単位で構成する5つの保存会が制作。
 一般的な移動型ではなく、同神社周辺の5カ所に固定して展示する。
 素朴な農民美術を伝承する貴重な伝統文化として、1963(昭和38)年に「長野県無形民俗文化財」に指定されている。

 今年の上宿第1場は「十五夜お月さん うさぎの餅つきの場」がテーマ。
今年は卯年であることから大きな飛躍を期待した。

 上中町第2場は「竹取物語 かぐや姫の誕生の場」がテーマ。竹取物語の最初の話の場面を表現した。

 中町第3場は「元寇 蒙古襲来の場」がテーマ。侵攻・侵略が起こらない平和な世界、社会の実現を願って奉納した。

 下町・藤見町第4場は「カチカチ山 ウサギがいたずらタヌキを懲らしめるの場」。

 桜町第5場は「どうする家康 関ヶ原の戦いの場」をそれぞれテーマにした。

 両日は町内外から多くの参詣者が訪れ、これら神社周辺の5カ所の山車を見ようと練り歩いていた。