長和町「空き家問題取り組み強化」! ☆町内空き家の全棟調査へ ☆<長和町議会12月定例会・一般質問>2025
テーマ:長和町ニュース

長和町議会12月定例会は12日、初日の一般質問を行い5議員が質問した。
◆阿部由紀子議員は、命を守るための熊への対策について質問。
◇ 町側の答弁によると、町内の今年のクマ目撃情報は4件で、被害報告は無し。例年は5、6件程度で、今年とりわけ多いという状況ではない。一方で今後、人里での目撃情報が増えることも想定し、猟友会、国、県とも連携した取り組みも必要とした。
長野県ではクマの出没情報をリアルタイムで閲覧することができるスマートフォンアプリ「けものおと2」の運用を開始。
町でも安全対策として活用できるとして、町民への周知に取り組む方針。
町は、クマと考えられる目撃、痕跡があった場合、ためらわずに役場に連絡することを呼びかけている。
◆阿部議員はこのほかクマ対策として、ICT技術やドローンの導入、他自治体で実績があり環境負荷が比較的少ないカプサイシンを活用した忌避、児童の登下校時や高齢者の安全対応などについて質した。
◆髙田傑議員は、空き家問題と課題について質問。空き家バンク登録件数促進、空家等管理活用支援法人などの制度活用による対応を確認した。
◇羽田健一郎町長は「空き家問題は抜本的な解決にはまだまだ取り組みを強化しなければならない」と答弁。
◇担当課は課題解決に向けた取り組みについて、固定資産税のお知らせに空き家バンク案内を同封、住まいのエンディングノート配布。
「広報ながわ」への空き家すごろくの掲載。
長野県司法書士会による「相続・遺言・成年後見・空き家無料相談会&勉強会in長和町」の町内開催-などを説明。
また、今年度は、次期空家等対策計画の効果的な立案を実施するための基礎資料として、町内空き家の全棟調査と所有者への「アンケート調査」を行い、意向調査や課題を把握するとした。
空家等管理活用支援法人の制度活用については、より一層官民連携で空き家対策に取り組めるという見解で、制度スタートに向けた要綱制定の作業を進める考えを示した。
◆諫山三武議員は、町の保育園における主食持参の在り方について質問。
質問のなかで、核家族化や共働き世帯の増加、移住者の増加など、昨今の子育て環境の変化とあわせてアップデートする必要性を説明。
親世帯が近隣にいない移住者などは主食準備が負担となりやすい現状、米の供給不安の影響、全国的な主食持参見直しの流れにも言及した。
また、完全給食化は、子育て世代の移住促進やそれによる出生率向上につながり、長期的な人口維持に効果がある可能性も指摘。
「単なる福祉施策ではなく、移住者を呼び込み人口維持に寄与する政策としても重要。長野県内では完全給食を実施する自治体は少数、長和町が導入すれば長和町を選ぶ理由を生み出す」などと述べた。
◇町側の答弁によると、保育園で給食のある月曜から金曜のうち、週3日は主食持参で、週2日は園で主食を提供。令和4年の保育園利用に関するアンケートでは主食の提供について
・「有料でもしてもらいたい」が25%。
・「無料であれば提供してもらいたいが有料なら現行通りでよい」が37・5% ・「現行通りでよい」や「毎日持参でもよい」が32・5%。
・ その他が5%。
町では、アンケートの結果や、毎日主食の提供を行った場合の費用負担を考慮し、現行通りの提供としている。
一方で、アンケートに基づき、主食提供日の固定や保温の通年実施などの改善は行った。
なお、完全給食化の場合に必要な追加費用の見込みは、年間食材費が67万円、人件費が300万円。
◇町側は「主食については、食パンなどの持参についても、保護者の意見を聞きながら検討していきたい」「保育園で毎日主食の提供をするには、財政面に加え、保護者の統一した方向性が必要。意向調査などにより保護者の考えやニーズを伺いながら子育てしやすいまちづくりを目指し取り組んでいく」などとした。
◆このほかの通告の質問は
▽田福光規議員は、上下水道料金25%引き上げの見直し・再検討、移住定住の促進、空き家バンクの取り組み
▽阿部議員は、さくら猫・地域猫との社会
▽荻野友一議員は、ふるさと納税、長和町長期総合計画
▽髙田議員は、長和町の観光
▽諫山議員は、国道142号沿いの花壇および沿道管理の在り方─など。



