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市町村 2022年の主なニュース!上田市 小諸市 東御市 長和町 青木村

テーマ:上田市ニュース

 今年2022年は「コロナ禍3年目」。
 感染対策と社会活動を両立させる”ウィズコロナ”への転換で、一部で中止はあったが3年ぶりの市民まつりなどのイベントが行われた。久しぶりに祭りの活気が見られた。
 その一方で、第7波、8波の感染者激増で、医療体制のひっ迫が続いている。
 ロシアによるウクライナへの侵攻や北朝鮮のミサイルなど平和への脅威だけでなく、世界的なインフレによる生活物資の値上がりが目立っている。
 地球温暖化による急激な豪雨の発生など、不安要因が多い。
 しかし、スポーツで日本の活躍など明るい話題もあった。
 各市町村の重大ニュースを振り返る。

 【上田市】

【上田城跡公園の発掘調査】

 ▽NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送で、木曽義仲公が登場。
  義仲挙兵の地として丸子地域を中心に「義仲イヤー」として盛り上がり
  木曽義仲公のゆかりの地が注目を集め、訪れる人のための駐車場など環境整備が行われた。
  6月18日には信州国際音楽村・信州ルネッサンスでトークイベント。
  10月30日にはドラマ出演者も加わった木曽義仲挙兵武者行列。
  4月と10月にNHK長野放送局などによるトークショー。
  関連展示ーなどがさまざまなイベントが行われた。
  年明け2023年1月21日、3月18日にも関連した講演会、演奏会を予定している。

 ▽北京冬季オリンピックに上田市出身2人が出場
 2月4日開幕した北京冬季オリンピックに、スノーボード女子ハーフパイプに今井胡桃選手、スキージャンプ女子ノーマルヒルに岩渕香里選手が出場。
 2人とも平昌オリンピックに続き2大会連続の出場となった。

 ▽上田市長選挙・上田市議会議員選挙
  3月27日投開票。
  「コロナ禍」のため大きな集会を控える動きもあり、前哨戦での動きが見えにくく、静かな後援会活動になった。
  市長選挙は、投票率は前回よりも5・39減少。現職と新人の一騎打ちで、土屋陽一氏が前回より得票を伸ばし、土屋市政2期目がスタートした。
 市議選は1人オーバーの選挙戦で、現職21人、新人9人が当選。
 女性議員が5人に増えた。

 ▽史跡上田城跡整備・武者溜り復元に着手、発掘作業が始まる
  11月10日から旧上田市民会館駐車場で。
  発掘調査では、大正時代に建設された上田市公会堂の石垣と思われる石列や、江戸時代の絵図に描かれている冠塀台石垣の基礎の可能性があるものも出た。
 今後、旧市民会館解体工事、武者溜りの復元が計画されており、櫓の復元的整備も進める予定。 

 ▽稲倉の棚田保全委員会、令和4年度農林水産祭「むらづくり部門」で”天皇杯”を受賞
 11月23日、東京の明治神宮会館で受賞式典が行われた。
 稲倉の棚田保全委員会の活動が全国的に高い評価を受けた。
 農林水産祭は、天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会長賞があり、対象は過去1年間に農林水産祭参加表彰行事。
 農林水産大臣賞を受賞した392点の中から中央審査委員会が決定。
 賞は、農産・蚕糸部門、園芸部門など7部門。
 「むらづくり部門」で天皇杯を受賞したのは、長野県内では2回目。  
 12月20日には地元の豊殿で受賞を祝う式典・祝賀会を行った。

 【小諸市】
 ▽日本ワインコンクールで小諸ワインが金賞多数
  日本ワインの出来栄えを競う全国規模の「日本ワインコンクール」で、マンズワイン小諸ワイナリーの小諸ワインが、金賞6品と部門最高賞3品の優秀な成績となった。
  小諸市は千曲川ワインバレー(東地区)特区のエリア内で、市内各地でワイナリー建設やワイン用ブドウ栽培が活発化している。

 ▽小諸市動物園リニューアルオープン
 県内最古の動物園「小諸市動物園」は春、ペンギン舎などの再整備工事が完了し、リニューアルオープン。
 令和8年には開園100周年を迎え、この節目に向けた第2期再整備計画が進んでいる。

 ▽「第24回米 ・食味分析鑑定コンクール国際大会in小諸」開催
  国内外の米が一堂に集まる国内最大規模の米のコンクール。
  全国から水稲生産者、精米や販売事業者、農業資材メーカーなど関係者約3000人が訪れた。

  【東御市】
 ▽市道白鳥神社線の復旧
  3月、令和元年台風19号による千曲川の護岸崩落でしなの鉄道をまたぐ海野宿橋などが損壊。
  流出した市道白鳥神社線が国の災害復旧工事により500m間の復旧が完了。
  市の観光拠点である海野宿への主要アクセス道路が再開通した。

 ▽湯の丸高原テレワーク施設開所
  4月、市内初となるテレワーク施設を湯の丸キャンプ場内に開所。  
  高原観光や高地トレーニングに加え、コロナ禍の「新たな生活様式」でリモートワークなどのニーズに応え豊かな湯の丸高原の自然を生かしたワーケーションで交流、関係人口の起爆剤となる。
 
 ▽新・和児童館竣工
  7月、和児童館が和小学校に隣接する旧和保育園跡地に移転新築して開館。
 オール電化や杉板腰壁、大容量の木製の棚など環境に配慮し温もりを感じられる建物として建設。
 児童クラブも併設し、子育て拠点、学童の居場所づくりなど次世代育成の中核施設となる。

   【長和町】
 ▽新和田トンネル無料化
  長和町和田と岡谷市を結ぶ国道142号「新和田トンネル有料道路」が4月から無料開放となった。
  上小地域と諏訪地域を結ぶ役割はもとより、北関東と東海・近畿地方を結ぶ物流の重要路線としての役割も大きい。

 ▽古町コミュニティセンター竣工
  旧古町公民館の跡地に、古町コミュニティセンターが完成。
  隣接地に移転新築された障害者支援施設「山の子学園共同村」と一体的な施設となっている。
  一体的な運用により、多様な交流の拠点や災害時の避難所開設の円滑化など、さまざまな効果が期待される。

 ▽マウント長和設立、ブランシュたかやまスキーリゾートなどの運営へ
  新会社「マウント長和」が設立。
  ブランシュたかやまスキーリゾート(スキー場)などの運営を長和町振興公社から引き継いだ。
 設備更新などの大型事業が控えるなか、新たな公設民営により経営健全化を目指す。

  【青木村】
 ▽竹内製作所の周辺整備始まる
 ▽新生青木村65周年記念式典を挙行
 ▽東急グループ創立100周年を記念しての連携事業を実施