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合同句集「ぱんどらのはこ」を出版!俳誌「岳」無鑑査同人、上田市の田中純子さんが主宰する「竹の会」が発足10周年を記念

テーマ:新刊情報

【田中さん(前列中央)と竹の会のメンバー】

 俳誌「岳」無鑑査同人、上田市塩川の田中純子さんが主宰する「竹の会」は、発足10周年を記念して合同句集「ぱんどらのはこ」を出版した。

 メンバー13人がこれまでに書きためた句の中から1人20句を自選。
それぞれの最終ページには、自作のカットを入れた。

 田中さんは「作品には一人ひとりの個性や情感が豊かにあふれている。この句集を読み合うことで、さらに仲間としての絆を深め合いたい」と話す。
 同会は県シニア大学上小学部の俳句クラブで学ぶ6人が結成しその後、仲間を増やして活動している。毎月1回の句会や吟行会などで腕を磨き、5人は「岳」の同人となった。
 会長の金井光さん(同市緑が丘)は「俳句を始めてからものをきちんと見るようになった。いろいろな発見があり、もっと深く知ろうとすることで人生がとても面白い」。
 堀内令子さん(同市下之郷)は「季語が難しいが脳トレと思ってやっている。句会が楽しみで、皆さんと知り合えたことが私にとっては何よりの宝です」という。

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