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弁当「がんばろう蓼科牛応援弁当」の製造販売業務協力や試食を初めて行う!★長野大学の学生。立科町の道の駅「女神の里たてしな」内「蓼科農ん喜村」

テーマ:立科町ニュース

【がんばろう蓼科牛応援弁当をPRする小林さんと
学生協力による盛り付け】

 長野大学の学生5人は、6月29日、立科町茂田井の道の駅「女神の里たてしな」内「蓼科農ん喜村」が販売している弁当「がんばろう蓼科牛応援弁当」の、製造販売業務協力や試食を初めて行った。

 この弁当は、地元ブランド牛「蓼科牛」と地元生産者の応援を目的に、月1回数量限定で販売。
 メーンの蓼科牛焼き肉に、季節の副菜や竹内農産(長和町)の野沢菜漬けなどを添えて提供する。
 価格は1300円。

 発売は一昨年7月。
 当初は200個販売を目標にスタートしたが、徐々に注文が増え、限定数量も増やしていった。
 リピーター獲得に加え、口コミも好評で、現在も人気が上昇しているという。
 先月6月分は、限定500個を上回る540個以上の注文があった。
 累計の販売数は約8000個で、年内に1万個を突破する勢いだ。

 学生は、環境ツーリズム学部熊谷圭介教授ゼミで、道の駅や地域振興を研究するチームのメンバー。
 同道の駅の竹花信明・駅長と振興策について話し合う中で「地元特産品を使った人気商品の製造や販売工程」を学ぼうと、蓼科牛応援弁当業務の補助や見学を要望。
 そして先月の販売日に、講義の空き時間などを活用して道の駅を訪れ、弁当の盛り付けなどを行った。

 参加した同大3年で東御市の小林梨花さんは「蓼科牛は、おいしくて柔らかいと評判。『女神の里たてしな』は立地や景観が優れていると思う。今後もチームで、この道の駅を拠点とした地域活性化を研究していきたい」と話していた。