東御市で伝統の「和子供相撲大会」が和小学校相撲場で開く! ★東御市商工会和支会が主催。
テーマ:とうみニュース
東御市商工会和支会(山岸公宣支会長、90社)は13日、今回で70回目の「和子供相撲大会」を、和小学校相撲場で開いた。
幼児から小学6年生までの大勢の子どもが元気に取組を行った。
相撲大会は和神社の春祭りの奉納相撲で始まったとされている。
以前は5年生で勝って大関になると、その家では振舞いをするなど「特徴的な風習」があった。
平成元年の和小110周年記念で小学校に土俵がつくられ「コロナ禍前」に土俵をつくり直した。
しかし、新しい土俵で大会を開くことができずにいたため、新しい土俵を披露する大会にもなった。
4年ぶりの大会に山岸支会長は「これまでは小結、関脇、大関を決め、花相撲を行っていたが、コロナ禍で途切れてしまったため、今回から上級生はトーナメントに切り替えた。
気軽に参加でき、次の世代に続けられ大会になれば」と話す。久しぶりのため大会準備でも苦労があった。
開花し始めた桜下、商工会が。わた飴、ポップコーンを準備した。
また「和小学校の和おやじの会」が豚汁を振る舞った。
和おやじの会が相撲大会で振る舞うのは初めて。
同会の竹内政規さんは「4年ぶりの相撲大会に何か協力しようと、朝から準備して300食分を用意した」と話した。
開会前に大勢が味わった。
振る舞いの行列に並んでいた小4男子児童は「大会のため練習した。優勝したい」と意気込みを話していた。
開会式では、山岸支会長の「久しぶりの大会で、大勢の皆さんが参加してくれてホットしている。精いっぱいがんばって」と参加者を激励、来賓で花岡利夫市長、清水初太郎東御市商工会長があいさつ。小学校6年生が参加して土俵開きを行い、未満児から大会がスタート。未満児は親に抱かれた状態で土俵に上がったり、互いにハグしたままで相撲にならないかわいらしい様子もあった。園児になると一転して長い取組を行う子どももいて会場を沸かせた。小学校3年までは一本勝負、4年生以上はトーナメント戦と決勝を行った。勝っても負けても、たくさんの景品がもらえて親も喜んでいた。