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「上田まちなか商店街『おらっちのお宝自慢』」と題した「春の企画展」(5月26日まで・上田市の池波正太郎真田太平記館)

テーマ:お知らせ

【モダンなデザインのポスターカレンダーなどが並ぶ企画展】
【昭和のレコードや蓄音機】

 上田市中央3の池波正太郎真田太平記館は「上田まちなか商店街『おらっちのお宝自慢』」と題した「春の企画展」を開いている。

 商店街の各店が所蔵する「お宝」を店頭に展示した昨年の市商店会連合会主催のイベントを再構成。
 コエダ時計展の昭和期のレコードや蓄音機、母袋金物店の真鍮製製麺機など8店舗の50点余を一堂に並べた。

 キクチ洋装店が顧客に配布した1977(昭和53)年のポスターカレンダーは鮮やかな色彩でモダンなデザイン。
 すや呉服店が明治期に使っていた暖簾は左右合わせて5・5mもの長さがある。
 74年に撮影された大勢の人で賑わう海野町の日曜広場の写真もあり、当時の活況を伝えている。

 同館学芸員の竹内美鈴さんは「歴史ある専門店ならではのお宝を堪能していただきたい。街を歩き、店に足を踏み入れればきっと新たな発見があるはずです」と話す。

 各店のお宝を紹介する「てくてくマップ」を企画展会場で配布している。

 5月26日まで。
 開館時間は午前10時から午後6時。
 水曜日休館。
 入館料一般400円。
 (電話)0268・28・7100(同館)