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東御市の「里山のくらし商店」が初の「柿酢祭り」を開催!

テーマ:とうみニュース

【柿酢祭りでサクソフォンの演奏】

【柿酢を使ったナンを焼く】
【ムリダンガムの音楽】

【閉会】

 東御市新張の「里山のくらし商店」(松岡容子代表)は初の柿酢祭りを6日、同商店で開いた。参加者は柿酢を試飲したり柿酢を使った料理を楽しんだ。

 会場では、オカリナ、リコーダー、ムリダンガム、サクソフォンの演奏があり、参加者は歌ったり、手拍子をとったりと楽しんだ。
 また、鳥の胸肉を柿酢に漬け込んでソテーしたものや、柿酢を使ったカレーなどの料理も味わった。

 同商店は、2017年から柿酢作りを始めた。
柿の表面にある酵母を最大限に生かした製法で、良く熟れた渋柿をタンクに入れて、毎日1~2回ていねいに攪拌、1年間かけて製造するという手の込んだ作り方をしている。


 メンバーの楢原由紀子さん(78)は「柿酢をポン酢のように料理や漬け物に使ってほしい」。

 町田安治郎さん(77)は「今年の夏は暑かったため発酵が進み、素晴らしい柿酢ができた。昨年は柿2トンを製造したが今年は4トンを目指す」とそれぞれ話していた。
 
 松岡代表は「柿酢の成分を県工業技術総合センターで検査してもらった。必須ミネラルの一つ、カリウムは100gあたり340mgも含まれ、酢のなかでダントツに高かった。また、抗酸化物質であるポリフェノールは他の酢の11倍も含まれていることが実証された」と同商店の柿酢の品質の高さを話していた。
 (電話)090・3510・4446(松岡代表)