東御市が図書館に「絵本専門士」を配置! ☆来年度から滋野、北御牧保育園で「こども誰でも通園制度」実施へ! <東御市議会12月定例会・一般質問>2025
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東御市議会12月定例会の一般質問が9日行われ、6議員が質問に立った。
8日に行った3議員と9日の6議員の質問と、市側の答弁は次の通り。
◆滝澤栄一議員は、図書館の運営状況について開館後13年経過したがこの間の利用状況と現在の蔵書数、この間創り上げてきた図書館の特徴について質問した。
◇市は、平成24年の開館当時は年間約12万人を超える利用があったが令和6年は約7万人と6割程度となり、年間貸出数は平成24年約20万冊から令和6年約14万冊と76%となっている。
背景にはスマホの普及を始めネット環境整備などによる本離れなどがある。
また、現在の蔵書数は開館当時12万冊から令和6年は17万冊となり、目標蔵書数とする18万冊を目指し順次増やしている。
なお、新刊購入に際しては別途定める基準に基づき購入し令和6年度実績では、約4300冊を購入し、購入費については約700万円。
図書館の特徴として幼少期から本に親しみ学びを与える児童書の充実を目指し現在7万冊を蔵書している。
また、図書館には絵本専門士資格を有する司書を配置し図書館まつり、読み聞かせなどの各種イベントや児童図書を積載した移動図書館車を保育園や児童館、児童クラブを始め様々な場所への巡回を行っている。
なお、上田地域広域連合内各市町村図書館と上田地域図書館情報ネットワーク(エコール)を構築し約106万冊からニーズにあった本を借りることができると答弁した。
◆このほか、農業振興についての質問を行った。
◆西山福恵議員は、市民の健康を推進する取組について、健康づくり推進員会設置目的、推進員の役割、活動について質問した。
◇市は、市健康づくり宣言に基づき令和3年から自らの健康は自らがつくる意識の高揚を図り地域における健康づくり活動を推進する目的で健康づくり推進員会を組織して活動している。
推進員の役割については、健康づくりについての学習会への参加、その内容を家族や区内及び地域内に広める活動、市の検診などの保健事業への協力を担い活動している。
また、学習内容や活動内容は市民周知を図るために地区ごとに配布時期が異なるが回覧板を作成し広報している。身体医学研究所とも連携しフレイル予防講座や介護予防運動なども行ってるとした。
今後は、市民全体の健康づくりと交流に向けて実施する健康教室への男性の参加者が10年前からは10%程度増の22・7%と改善したがまだまだ少ない現状から健康づくり推進員による広報活動を進めたいと答弁した。
◆斉藤哲議員は、こども誰で通園制度について、制度の概要と意義や実施施設等の検討状況、利用方法について質問した。
◇市は、こども誰でも通園制度は、令和6年年度と7年度に国の補助事業として全国で試行的に実施中であり新年度から全国で本格実施予定。
制度概要は、保護者の就労状況や理由に関わらず、0歳6カ月から満3歳未満の未就園児を保育所に一定時間(主に月10時間)預けられる国の新制度で、月10時間の枠内で時間単位で柔軟に利用が可能となる。
新設の目的は、全てのこどもの育ちを応援しこどもの良質な成育環境を整備するとともに、全ての子育て家庭に対し多様な働き方やライフスタイルにかかわらない形での支援を強化する現行の幼児教育や保育給付に加え月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位で柔軟に利用できる新たな通園給付を創設することを目的とする。
市においても10年前の令和27年4月1日当時の未満児(0~2歳児)保育受入れは26%だった。
しかし、核家族化や共働き家庭の増加に伴い今年4月1日現在は47%と増えており、未満児の保育ニーズは高まっている。
また、現在も実施している一時預かり事業との組み合わせも可能。
市は、市内民間保育園などにこども誰でも通園制度の受入れを照会したが、保育士の確保や国からの補助金が十分でない園舎に受入れの空き部屋がないなどの理由で受入れは出来ないとの回答だった。
新年度からの実施を予定しているのは祢津、北御牧保育園。
両園には、それぞれ専用の部屋を用意し専従職員1人を置き園児の保育を担う保育士らも支援に入る体制を確保する。
当面は月4、5回の短時間で当面継続する予定であり、平日の午前中のみを予定している。
制度の利用にはまず認定を受け、面談予約通園の流れとなるがスマホ完結型でも可能となる予定。
現在、制度の細部についてこども家庭庁からの指示待ちをしている段階である。
また、市としては来年1月に予定している子育て支援審議会で2園での実施について意見を聴取し、結果を踏まえ市議会3月定例会で市保育所条例の一部を改正し新年度から実施する予定であると答弁した。
◆このほか、有害鳥獣被害対策についての質問を行った。
◆髙木真由美議員は、安心・安全な子育て、子育ち環境の充実について子どもの放課後や休日を過ごす児童館、児童クラブ、放課後デイサービス以外の市の居場所はどうか、それぞれの居場所を利用する子どもたちの年齢層や活動、各居場所の課題について質問した。
◇市は、民間団体などが運営する市内の居場所は、子ども第三の居場所ゆめぽけっと・とうみ、こどもくるりん、学育ひろば、子ども食堂として、こども食堂あがた、とうみのだいどころだれでも食堂などがある。
こうした居場所を利用する子どもは小学生であり、宿題をしたり将棋教室などで過ごしている。
また、各居場所の課題については各運営主体が異なることから団体間の連携がなく、利用時間の重複や保護者が他の居場所の存在や利用方法などを知らないことやそれぞれが運営に関する情報共有がないことなどがある。
このため、市では今年度、子どもの居場所ネットワーク会議を立ち上げた。この会議については、子ども食堂や学習支援など様々な形で子どもの居場所づくりをしている関係者が集まり情報交換や連携を行う場。
今後は市民向けに各活動内容のパンフレットを作製し、市報とうみ、子育て支援ポータルサイトである「すくすくぽけっと」でお知らせする予定であると答弁した。
◆このほか、人生100年時代の健康寿命の延伸に向けた取組について、認知症対策のさらなる推進についての質問を行った。
◆このほかの質問は
▽大塚博文議員は財政の健全性について
▽田中信寿議員はリチウムイオン電池による発火事故(火災)、林野(野火)火災について
▽小林祐一議員は宿泊交流拠点施設整備、防火水槽について
▽窪田俊介議員は宿泊交流拠点施設整備事業について
▽市毛真弓議員は市民・事業者への物価高騰対策と生活相談・支援、祢津湯の丸バイパスについて。



