東御市が「ワイン特区」で、持続可能なふるさとブティックワイナリーや、ブランド化!<東御市議会3月定例会・代表質問>
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3月東御市議会定例会は6日、4議員が代表質問を行った。
◆さわやかな風の会を代表して長越修一議員は「ワイン特区」を通じた持続可能な美しいふるさととうみの実現について質問した。
◇市は、小さくてもきらりと光る市の構築を目指し、地元産のワイン6次産業化を進めた。
ワインと地元産農産物の6次産業化は多岐に渡る産業への波及効果は大きい。
市が進める地域に根差した小さなワイナリーは、少量高品質のワイン造りを目指すブティックワイナリーであり、ここにしかないブランド化が図れる。
また、ワイン用ブドウの農薬が他の野菜などに影響を与えないよう祢津御堂地区に約28haのワイン用ぶどう団地に施設の整備を進めており、豊かな農村環境と遊休、荒廃農地の解消を図るとしている。
台湾の対日理解促進交流プログラムで台北大学の学生が東御を訪れた。
10数年間の市のワインへの取り組みが評価され、ブランド地として認知されて視察場所に選ばれた。
ほどよく田舎、ワインシティとしての市の情報発信ができていると答弁した。
◆長越議員は他に▽地球温暖化対策について▽子育て・子育ち支援の拡充▽市のデジタル・トランスフォーメーション(DX)▽GMOアスリーツパーク湯の丸の成果と市のスポーツ振興の展望と課題▽財政状況について質問した。
◆東翔の会を代表して瀬田智之議員は、湯の丸高原屋内運動施設事業の展望とスポーツ振興について質問した。
◇市は、湯の丸高原の屋内プールなどの整備に要した市債と利子の合計8億5400万円余が来年度完済できる見通しになったことから、平成31年4月に設けた特別会計を廃止し一般会計とするとした。
湯の丸で合宿したトップアスリートなどが活躍することでスポーツ振興や市のPRが図れているとした。
また、運営に係る経費も極寒で修繕する箇所もあるが、断熱性に優れた構造や施設の集約化で想定よりメンテナンス経費、人件費は安価に抑えられているとした。
ナショナルトレーニングセンターの指定に向けては、オリンピックとオリンピック間の期間に指定されるが、現時点でスポーツ庁からの指定の動きがないため、具体的な活動はできないが、指定によりトップアスリートのみの施設に特化される一方で、一般のアスリートの利活用が制限されることもあるなどメリットとデメリットがあるとし、スポーツ科学の理化学研究も重要でありこの機能強化も指定の有無にこだわらず進めていくべき課題だと答弁した。
◆瀬田議員はこのほかに「脱炭素社会に向けた取組」について質問した
◆公明党を代表して髙木真由美議員
▽安心で安全な子育て環境の整備
▽市におけるデジタル田園都市国家構想の取組
▽第2次東御市地球温暖化対策地域推進計画に基づく取組について
◆共産党を代表して窪田俊介議員
▽湯の丸高地トレーニング施設について
▽高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画の策定に向けて
▽子ども・子育て支援について