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東御市の長野救命医療専門学校が学園祭「娑羅祭」を開く! 救急搬送の想定訓練や、無料接骨院など。族連れで賑わう

テーマ:とうみニュース

【一次救命処置の想定訓練】
【無料接骨院】
【音楽療法士公演】

 東御市田中の長野救命医療専門学校(中村哲也校長)は19日、学園祭「娑羅祭」を同校で開いた。

一次救命処置の想定訓練や、無料接骨院などさまざまな催しを行い、家族連れでにぎわった。

 今年で17回目。テーマは「和気藹々」。

救急救命士学科、柔道整復師学科の学びの成果としての催しで、想定訓練では
 心肺停止の患者(人形)にAEDを使った処置
 胸骨圧迫、救急救命士ができる医師との電話連絡で指示に基づいた薬剤投与などの特定行為
 患者の適切な搬送ーなど、行為の意味を説明しながら実演。
 迅速にさまざまな確認を行いながらの訓練に、会場から拍手があった。

 無料整骨院では、10人ほどの学生がマッサージを行った。
なかにはメイドに仮装して施術するなど、祭りの雰囲気を盛り上げた。
マッサージを受けたい人が部屋の外で待つほど人気となった。

 屋台やバザー、塗り絵などが楽しめるキッズコーナーなど学園祭らしい催しもあった。

 娑羅祭実行委員長の西沢翔直太(かなた)さんは「7月ごろから計画し、苦労もあったが、3年ぶりにキッズコーナーを行うことができた。地域の企業や皆さんに応援していただいた」と喜んでいた。

 同じ学校法人の長野医療衛生専門学校から、音楽療法士学科の学生による音楽療法の体験もあり、音楽に合わせて体を動かすなどの公演を行った。
ドレミなどの音の出るクッションなどを使って喜んで遊ぶ子どももいた。
 ほか、言語聴覚士学科、歯科衛生士学科の展示もあった。