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上小地域観光戦略会議が「サイクルツーリズム分科会」の初会合を上田合同庁舎で開く! ★シドニー五輪MTB日本代表で「ライド長野」代表の鈴木雷太氏が講演。

テーマ:上田市ニュース

【講演する鈴木氏】

【サイクルツーリズム分科会】

 観光需要回復を図る上小地域観光戦略会議はこのほど「サイクルツーリズム分科会」の初会合を長野県の上田合同庁舎で開いた。
 シドニー五輪MTB日本代表で、一般社団法人・ライド長野代表理事の鈴木雷太氏がサイクルツーリズムについて講演した。

 分科会には戦略会議メンバーだけでなく、有識者や事業者も参加。
 今年度は、勉強会や先進地視察などを行う。
 チームをつくって課題解決に取り組む。
 4、5年目には効果分析、検証、改善方策の実施、取り組みの自立化を目指す。

 県内のサイクルツーリズムでは、オール長野の体制で「Japan Alps Cycling Road(JACR)プロジェクト」が令和元年に立ち上がり、JACRのルートが今年3月に確定。本紙関係分では、ほぼ千曲川に沿ったルート。
 長野県内を一周する総延長878㎞、獲得標高は1万5000m。
単一の都道府県内を通るルート設定では、国内最長。
 県では「第二次自転車活用推進計画(令和5年度から9年度)」で、JACRブランドを構築。
国内外からサイクリストや観光客を誘客し、長期滞在につなげるため、基盤づくりを進めるとしている。

 JACRを令和7年には、国が指定する「ナショナルサイクルルート」になることを目指している。
そのため、JACRでサイクリストを受け入れる環境整備について、観光施設や飲食店、宿泊施設、交通事業者向けに「補助事業」を展開している。

 鈴木氏はJACRプロジェクトの代表も務めている。
 サイクルツーリズムにはイベント・大会への参加や観戦、あらかじめ設定されているルートを楽しむツアーなどがあり「長野県は日本でトップと言っても過言ではない魅力的環境がそろっている。走行環境や受け入れ態勢には課題もあるが、大きな伸びしろがあり、これから非常に有望」とした。
 脱炭素や健康で時代にマッチし、観光では新規顧客の獲得につながり、外国人観光客の増加にもなるとしている。

★サイクリストを受け入れる宿泊では
 ▽安全な自転車の保管
 ▽チェックイン前後どの手荷物預かりが可能(観光の促進)
 ▽洗濯ができる▽自転車宅配の受取・配送ができる
 ▽スポーツバイク対応の空気入れや工具の貸し出し
 ▽朝食時間に柔軟性
 ▽Eバイクのための電源
    ーに対応できるとよいとした。

◆出席者の意見交換では
 東御市で行われているイベントの実績。
 電車への自転車を持ち込む実証などこれまでの取り組み状況の報告。
 グリーンシーズンのみの誘客に対して受け入れるための設備投資に対して県の補助額が見合ってないとする意見もあった。