上田市のアカネ工業(株)がARECに75インチ4Kディスプレイを寄贈!上田信用金庫のしんきんSDGs私募債を活用
テーマ:上田市ニュース

上田市福田のアカネ工業㈱はこのほど、同市常田の一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)に「75インチ4Kディスプレイ1台(22万円相当)」を寄贈した。
寄贈には、上田信用金庫のしんきんSDGs私募債「ちいきのミライ」で設備資金を調達した。
アカネ工業は1億円の私募債を発行し、新工場建設に際して半導体製造装置向け基幹部品の無人化自動生産体制を構築するため、高精度なマシニングセンタを導入した。
工場新築や工作機械を導入するための事業再構築補助金などの申請支援を、ARECのコーディネーターが担当した。
ARECで開いた贈呈式には、アカネ工業の曽根川郁雄社長(63)とARECの岡田基幸センター長(51)、上田信用金庫城南支店の赤池光司支店長らが参加。
曽根川社長は「地域の皆さまのおかげで設立60周年を迎えることができた。導入した2段階特進級の機械をうまく使いながら百年企業を目指したい」とあいさつした。
ARECは毎月1回開くリレー講演会や会議、オンラインセミナーなどでディスプレイを活用する。
しんきんSDGs私募債「ちいきのミライ」は信金などが受け取る手数料の一部を割引し、発行企業が選定する法人や団体などへ物品を贈る商品。