上田・城下町活性会が「高札ウオーク」を行う! 旧町名保存を目的に上田市内に設置してある旧町名高札を巡る
テーマ:上田市ニュース

上田・城下町活性会(水野正四会長・120人)は、このほど「高札ウォーク」を行った。
旧町名を知ってもらおうと、上田市内に設置してある「旧町名高札」を巡った。
「コロナ禍」で、2年間開催できなかったが、今年3月から再開した。
今回は、50人が参加。
上田城跡櫓門前から紺屋町、鎌原、西脇、諏訪部、生塚の5カ所を古地図を使って歩いた。
向源寺と芳泉寺にも足を伸ばした。
高札では、同会員や上田市教育委員会の和根崎剛さんらが、町の由来や城下町、商家などについて説明した。
高札板は、平成16年に真田十勇士のイラストを入れ、旧町名の由来を書いて上田市街地21カ所に設置。
高札ウォークは、設置の年から今回で12回目となった。
上田市の松川圭子さん(55)は、長男の秀介さん(高2)と参加。
「歴史に興味があり参加した。川の位置が変わったことなど昔と今の違いを知ることができた」。
同市の星栄一さん(45)は、妻の美沙子さんと上田西小3年の弥栄さんと初参加。
「以前から高札板がたくさん立っているのが気になっていた。町名の由来がわかり、話が面白かった」。
同会は、上田城を中心とした観光と城下町の文化振興を図ることを目的に、昭和60年発足。
旧町名保存のほか「上田城七つ櫓の早期復元」「上田の歴史や文化遺産」などをテーマに活動している。