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「資源循環保全協会東信支部」が不法投棄された廃棄物の撤去をボランティアで行う! 上田市上丸子の市道箱畳線沿線

テーマ:上田市ニュース

【廃棄物を撤去する会員ら】

 東信地域の産業廃棄物処理運搬会社などでつくる資源循環保全協会東信支部(髙山和之支部長、上小地区会員19社)は11月22日、上田市上丸子の市道箱畳線で沿線に不法投棄された廃棄物の撤去をボランティアで行った。
 同支部では、7年前から毎年ボランティアで環境美化奉仕活動を行っていたが、コロナ禍などで休止し今回3年ぶりの実施となった。
 活動には、長野県佐久地域振興局や上田市丸子地域自治センターの職員、地元の八日町自治会平林秀夫自治会長なども加わり総勢30人余で1時間30分余、依田窪斎場から丸子市街地へ500mほど下った市道のカーブ脇に不法投棄された廃棄物の撤去作業に汗を流した。
 
高山支部長(59)=小諸市大字平原=は「県と連携、不法投棄防止パトロールを行い、不法投棄された廃棄物は当協会の環境美化奉仕活動として撤去作業を行っている。豊かで美しい自然を保全するために不法投棄ゼロを目指して進めたい」とあいさつ。

 平林自治会長は「企業が廃棄物を放置したまま移転した場所。ここに不法投棄されるという悪循環になっている。地元だけでは撤去できず困っていた。活動に感謝する」と話した。
 同支部事務局の小山稔さんによると、今回の作業で撤去した廃棄物の総量は、1630㎏で4t車3台分。テレビなど廃家電19台余は会員などの施設で引取り処理する。

 同支部では持続可能な循環型社会づくりのために不法投棄防止を呼び掛けている。