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上田市の神川小学校の児童が「工事現場見学」を行う!上田バイパス事業の神川橋など。 ★国土交通省関東地方整備局長野国道事務所が主催。

テーマ:上田市ニュース

【橋を見渡せる位置で岡谷組の村山光弘さんから道路工事の説明を聞く児童】
【バックホウなど重機への乗車】
【高所作業車で橋を上から眺める】
【橋にチョークで絵を描く体験】
【橋の施工についてのクイズ】
【プレストレス・コンクリート」の強さを体験する児童】

 「建設業の魅力や大切さについて将来を担う子どもに知ってもらおう」ー。
 国土交通省関東地方整備局長野国道事務所は、このほど「国道18号上田バイパス事業の神川橋」などの工事現場で、神川小学校3学年を対象にした現場見学会を行った。

 国道18号上田バイパス事業は現在、上田市国分から東御市本海野間4.1㎞間で、建設工事や用地買収を行っている。
 
 大規模な建設工事として、国分から蒼久保を結ぶ神川橋は全長400mある。
 橋桁の上部工が進み、同時に橋に接続する取り付け道路の工事も行っている。

 見学会は、道路を施工している(株)岡谷組。橋上部工を施工している(株)日本ピーエス。長野県と上田市が協力。長野県建設業協会が後援。

 3学年は。クラスごと3つに分かれて、国分側の道路と橋の上部の工事見学。
完成した蒼久保側の橋の上部で工事全体の説明やチョークで絵を描く貴重な体験を行った。

 道路部分は、第一中学校から橋に向かって下るため、谷状に掘削が行われている。
 現場説明では、橋全体を見渡せる位置で、人工衛星からの位置情報から重機を操作していること。
どれくらいの土を削ったり盛ったりしているのかを分かりやすく説明。

 児童は、バックホウやブルドーザー、大型ダンプ、締固めを行う振動ローラに乗車体験。
振動ローラの振動に驚いたり、大型ダンプのタイヤの数を数えたりして楽しみ、見学の記念品もプレゼントされて喜んでいた。

 橋の上部の工事見学では、橋の上で施工に携わった人数などのクイズを楽しんだ。
 また、ハーネスを身に着けて高所作業車で橋を上から眺めたり、橋の大きな特徴になっている「プレストレス・コンクリート」の強さを体験。
 さらに、設計や施工に役立てられている3次元モデルを使った建設生産・管理システムの効率化と高度化を図る「BIM/CIM」により、VRゴーグルを装着して「VR体験」も行った。

 児童は「すごく楽しい」と喜び、橋を造るための費用や「なぜ、こんなに大きな橋や道路を造るのか」などの質問をしていた。

 3組の担任、佐藤宏樹教諭は「子どもたちは工事をなんとなく見ているが、体験によって具体的になる。渋滞を解決するバイパスをどのように造っているのかを見学し、普段体験できないことから得られるものがあると思う。子たちたちが大きくなってから、この道路を通り、道によって変わる環境の変化を見ることになる。その時、今日の体験が良い思い出になる」と話していた。