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上田市の丸子修学館高校生徒が高齢者を対象にした「eスポーツ」の体験会を開く!

テーマ:上田市ニュース

【高校生のサポートで「太鼓の達人」に初挑戦】

 上田市中丸子、丸子修学館高校の福祉分野で学ぶ3年生8人は、このほど高齢者を対象にした「eスポーツの体験会」を、同市上丸子の市丸子解放センターで開いた。

 同センターが健康推進事業として企画。
 生徒は、地域の高齢者と交流する手段として、eスポーツに着目し、リズムに合わせて太鼓をたたく「太鼓の達人」で楽しんだ。

 参加した市内の60代から80代の男女7人の大多数が初挑戦。
 「ABCの歌」や「君をのせて」など6曲の中から曲や難易度を選んで1対1で対戦し、生徒は参加者にマンツーマンで付き添って手拍子をしたり、叩くタイミングで「はい」と合図をするなどしてサポートした。

 同市御嶽堂の村田照一さん(73)は「慣れないから難しいが、高校生は親切に優しく教えてくれる。夢中になって叩いているとストレスが解消します」。
 同市上丸子の国友竹子さん(85)は「曲に合わせるのが面白くて頭の体操になる。高校生と接するのは新鮮な感じです」とゲームを満喫。

 高校生は待ち時間でも楽しめるよう、段ボール箱をペットボトルで叩く練習用の太鼓を用意。

 宮崎紋寧(あやね)さんは「太鼓の下に滑り止めを敷くなどプレイしやすいよう工夫した。皆さんと一緒に楽しむことができてうれしかったです」と話していた。