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上田警察署が「強盗対応訓練」を上田市の上田信用金庫神科支店・真田支店で行う!

テーマ:上田市ニュース

【強盗役や模造刃物で持ち現金を要求】
【カラーボール投げの訓練】

 上田警察署は、このほど「強盗対応訓練」を、上田市住吉の上田信用金庫神科支店・真田支店(北村正之支店長)で行った。

 上田信用金庫では、毎年、上田と佐久の支店で順次に訓練を行い、防犯意識を高めている。
 訓練は、窓口営業時間外に行い、上田署からは中澤泰明生活安全課長らが訪れた。

 上田署による訓練は少しずつ内容を変えている。
 今回はいきなり強盗役の登場ではなく、女性の一般客役が先に入った。
窓口でまとまった預金引き出しの手続きをしている中で、男性の強盗役が一般客役の隣で模造の刃物をちらつかせて「今すぐ現金を用意しろ」などが書かれたメモを窓口の職員に提示。
ほかの客に気付かれない静かな要求を行った。
その後、職員は連携して即座に非常通報装置で警察に通報。
一般客役を強盗犯から離すため、自然なやりとりで誘導。現金を準備していると話しながら時間を引き延ばし、いら立つ犯人役が大声を出して現金を要求。
入店から約8分留まって何も取らずに逃走。
職員は逃走方向などを確認した。

 窓口で対応した職員は「怖くて手汗が出た」「声が出せない」など訓練であってもかなり緊張したと感想を話していた。

 中澤課長らの講評では、おおむねよく対応でき、特に非常通報装置が強盗役入店後18秒で素早く活用できたことは高く評価された。
★アドバイスとして
 ・殺傷力のある刃物からはなるべく離れること。
 ・犯人の特徴を部位ごとに担当を決めて覚え、逃走後にメモですぐに記録を残す。
 ・犯人の足跡を含めて触れたものは保全する。
 ・強盗からの危害の危険性が高い場合は早目に渡して人命を守る。
 ・強盗ができないと思わせる店づくり
                 ―などを語った。

 水に入れ替えた「カラーボール」を投げる訓練も駐車場で行った。

 北村支店長は「強盗対応訓練を初めて経験した。日頃から防犯を頭に入れながら業務を行っているが、いざという時に、なかなか動けなかったりするなど再認識することができた。学んだことを生かしながら、強盗に入られない店舗づくりをしたい」と話していた。

 上田署では、同支店のほか「市内郵便局」でも訓練を実施した。