上田市が「令和5年上田市戦没者追悼式」を開く。長野大学の学生が「平和へのメッセージ」を行う
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上田市は15日、令和5年上田市戦没者追悼式を上田創造館で開おた。
長野大学の学生が「平和へのメッセージ」を行った。
菊などで飾った祭壇が設けられ、上田市遺族会の会員らが参列。
土屋陽一市長は「先の大戦で尊い命を捧げられたことは、永遠に忘れることができぬ深い悲しみです。私たちが享受している平和と繁栄は、多くの方の尊い犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはなりません。昨年2月からのロシアによるウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナの紛争などで多くの命が犠牲になり、大変胸を痛めている。戦争を二度と繰り返さないため、記憶を風化させることなく、平和の尊さ、命の大切さを次の世代に継承する」と式辞を述べ、全員で黙とうを捧げた。
上田市遺族会の池内宜訓会長が追悼の辞で「凄惨極まりない戦いは敗戦と悲しみを持って終わりを告げてから、78年の歳月が流れたが、英霊に対する追慕の情は1日として忘れることができません。戦争を知らない世代が9割を占める今日、大戦の記憶の風化は進んでいる。次の世代に語り継いでいかなくてはなりません」と語った。
平和へのメッセージは、長野大学社会福祉学部4年生の岡田輝さんが行った。
ゼミで調査した戦時下の日常の調査、上田市に残る戦争遺跡などに触れながら「戦争の事実を過去の出来事として捉えるだけでなく、自分事として捉え、興味関心を持つこと。何より知ることが最も大切だと考えます。今後、日本が、世界が戦争を起こさない、繰り返さないためには、私たち若い世代の活動や意識が重要。将来、社会科の教員として教壇に立ちたいと思っている。戦争の惨禍を後世に語り継ぎ、平和の大切さを伝え続けたい」と語り、会場から拍手があった。
会場の参列者全員が、御霊に献花を行った。



