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「国道254号線「三才山トンネル」で防災訓練! ★長野県上田建設事務所や消防、警察など関係者

テーマ:上田市ニュース

【P発押しボタン通報機を押す】
【照明が全点灯になったトンネル内】
【防災用信号が赤、表示板に「事故発生」】
【トンネル坑口にある消火栓から放水訓練】
【トンネル入口の普段の表示】

 国道254号線三才山トンネルでの防災訓練がこのほど、長野県上田建設事務所や消防、警察などの関係者により行われた。

 トンネル内での事故や災害に備え、車両火災が発生して通行不能を想定した訓練。
 トンネルを管理する上田建設事務所、上田側と松本側の消防、警察など約20人が参加。

 三才山トンネルは、全長2511m、トンネル内には「SOS」と書かれた赤い看板にある非常警報装置「P発押しボタン通報機(48台)」や「非常電話(15台)」「消火器(48組)」「消火栓(トンネル内48台)」など数多くの防災設備がある。

 「P発押しボタン通報機」を押すと、連動してP発盤の赤ランプが点滅。
トンネルの両坑口でサイレンが鳴り、トンネル内のジェットファンが全停止。
トンネル内照明の全が点灯。
両坑口の防災用信号が赤に変わり、表示板に「事故発生」「進入禁止」が交互に表示され、荻窪、鹿教湯などの道路情報板に「三才山トンネル事故通行止」が表示。
トンネル内の貯水槽室にあるポンプが作動して消火栓が使用できる状態になるーなど、消火と通行の対策が行われる。

 訓練では実際にP発を押し、警察、消防の通信など各機関の対応などを確認。
防災設備の作動状況の確認。「消火栓から放水する訓練」も行いった。
事故収束後に「P発を解除する注意点」も確認された。