ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田市の「新田青年会」が「新田青年会」を開く! ★イベントに合わせ「福島支援イベント」としてサンマの販売や試食会も行う

テーマ:上田市ニュース

【にぎわう新田青年祭】
【サンマの試食会】

 上田市新田の新田青年会は、このほど「新田青年祭」を新田自治会館で開いた。

 同青年会は祇園祭の神輿などに取り組む地元住民組織。
 新田青年祭は、住民同士の幅広い交流の場を作ろうと長年実施している。
 「コロナ禍」の影響で昨年までは中止や小規模実施としていたが、今年は従来の規模で開催。
 子どもから高齢者まで数多くの住民が訪れてにぎわった。

 屋台村では焼き鳥や焼きそば、おにぎりなどの販売に加え、豚汁の振る舞いがあった。
 スピードくじでは、数多くの商品を用意して実施し行列ができる人気となった。
 このほか、フリーマーケット、新鮮野菜の直売、今年初めてのレザークラフト教室などを行った。

 同青年会の高見澤貴仁会長は「4年ぶりの本格的な開催ということで、例年以上ににぎわっている。自分たちも楽しみながら、地域住民の楽しめる場を作る行事として、続けていきたい」と話していた。

◆福島支援イベントで「サンマの販売」など新田自治会

 新田自治会(飯島康典自治会長)は新田青年祭にあわせ「福島支援イベント」としてサンマの販売や試食会を、会館隣接の特設会場で行った。
 上川原柳町自治会、鍛冶町自治会、上紺屋町自治会、木町自治会が協力。

 原発関連の風評被害を受けている福島を支援しようと海産物販売を企画。
 新鮮なサンマ約900匹を小名浜から仕入れ、生サンマを2匹500円で販売した。
 自治会が青年祭と合わせて本格的な販売などを行うのは初めて。

 また、試食会を行いその場でサンマを塩焼きにして提供。

 町田和幸副自治会長は「試食会は、災害時の炊き出しの練習でもある。試食や販売にはボランティアで協力してもらって感謝。訪れた皆さんに味わってもらい良かった」と話していた。