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上田市の信濃国分寺が「八日堂大縁日」2024を開く! ★「 コロナ渦前」の活気ある大勢の参拝者が訪れる

テーマ:上田市ニュース

【本堂へ続く7日、午前10時 開始前の行列】
【蘇民講による絵蘇民などの頒布】
【蘇民将来符の頒布。首部に札
のあるのが今年限定「中太大」】
【だるまの露店や目入れの行列】
【本堂へ続く8日、午前7時の行列】

 上田市国分の信濃国分寺(塩入法道住職)は、7日と8日「八日堂大縁日」を開いた。
 至る所で行列ができてコロナ渦前の活気ある大勢の参拝者が訪れた。

 コロナ禍対応の期間延長がなくなり、従来2日間の開催だったが、初日の開始時間を「コロナ対応」の従来より早めたままで行った。
 日曜と祝日と重なったためか、開始時間午前10時前には行列が境内からはみだし、国道方面に長く続くほど混みあった。

 信濃国分寺で頒布する蘇民将来符は「3寸から8寸(約9㎝から24㎝)」の大きさの違う1000円から8000円の6種類。
これらに加え、今年は護符の材料となるドロヤナギの木が太かった都合で、今年に限り「中太大」の6000円も頒布。
 長い行列に並び、事業所用などに大きな護符を複数求める人もいた。

 本堂の左右では、蘇民将来符に並んで名物になっている「だるまの露店」が並んだ。
値引きをしながら多くの人がだるまを購入。
本堂西側の大黒天堂では僧侶が梵字を書き入れて、だるまの目入れを行ってくれるため、そこでも長い行列ができていた。

 数多く立ち並んだ「たこ焼き」や「お好み焼き」「玩具」などの多様な露店を巡る人も多く、さまざまな露店で行列ができていた。

 8日、朝8時からの蘇民講(金井寛会長、11人)による蘇民将来符の頒布では、七福神などの絵が描かれていることから「絵蘇民」と呼ばれている。
絵柄が蘇民講の家ごとに違っていることから、気に入った家の護符を求めて7日の午前中から丸一日近く並ぶ人もいた。

 絵蘇民は5000円から2万円で頒布数が限られていることから、毎年朝早くから長い行列となる。
 今年は雪がちらちら舞う天候で、本堂が薄っすら雪化粧する中、朝7時には行列が境内からはみ出すほどになった。

 前日、午後から並んだ群馬県館林市の男性は「国分寺資料館で絵蘇民を知ってから求めるようになり、14年続けている。雪になったのは初めて。今年の干支にちなんだ龍も描かれていて良い」と話していた。

 頒布開始から30分ほどで品切れになる家もあった。
最終的には「ケシ」と呼ばれる小さな護符も含めて2時間程度で全て頒布された。

 金井会長は「雪だったが、早くから大勢に並んでもらえた。今年は年始から大変なことが起きているが、皆さんが健康で良い年になってほしい」と話していた。

 7日夜と8日朝に雪が舞った以外は良い天候に恵まれ、多くの行列は8日昼ごろまで続いた。

 塩入住職は「能登半島地震の義援金を求める募金箱を急きょ設置し、協力いただけた。天台宗を通して被災地に送りたい。天候が良く、大勢の方がゆっくりと参拝を楽しんでいただけたと思う」と話していた。