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上田地域広域連合消防本部が火災想定訓練」を行う! ★上田市真田町の「真田氏歴史館」

テーマ:上田市ニュース

【消火栓を使って初期消火訓練】
【展示物を確認し、搬出方法を確認】
【消防職員による図上訓練】

 上田地域広域連合消防本部は、23日に上田市真田町本原の真田氏歴史館で「火災想定訓練」を行った。
 これは26日の「文化財防火デー」にあわせたもの。

 同本部から能登半島地震で被害を受けた石川県に緊急消防援助隊を派遣したため、規模を縮小して実施。
 真田、上田中央、上田東北消防署の消防職員8人と同館を管理する市真田地域自治センターの担当職員、地元の小玉上郷沢自治会から若林利治自治会長(58)が参加した。

 同館に隣接し飲食を提供する真田庵の厨房から出火し、同館に延焼する恐れがあるという想定。
119番通報や初期消火の訓練を実施。
 展示物など重要物品搬出や避難誘導の方法を確認し、消防職員による「図上訓練」も行った。

 消火器を使った初期消火訓練では消防職員が「屋外なら風上から、屋内では退路を背中側に向けて消火すること。大きな声で火事だと周囲に知らせることも大事です」などと助言した。

 同館は真田昌幸あての豊臣秀吉書状(1585年)といった歴史的に価値のある史料や武具などを所蔵。
 令和4年度には約1万2000人が来館した。隣接する真田氏館跡は県史跡。

 市真田地域自治センター産業観光課の小林和彦課長は「消防署とも連携しながら初期消火について常に訓練し、大切な文化財を守っていかなければならないと改めて感じた」と話した。

 同消防本部では同市下之郷の生島足島神社斎館や同市上丸子の安良居神社でも火災想定訓練を行う。