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「奇跡の天神さん復興を」! ◆上田市西内の湯里天神社。2019年の台風19号で被災。

テーマ:上田市ニュース

【本殿を見上げて話す、左から池内さん、斎藤さん、永井さん】
【国道254号沿いの垂れ幕。
奥の湯里天神社は修復工事中のため青いネットで覆われている】
【被災した湯里天神社(2019年10月18日撮影)】
【屋根の工事】

 

 2019年の台風19号で被災した上田市西内の「湯里(ゆのさと)天神社」を「災害に耐えた〃奇跡の天神さん〃として復興させたい」と世話人で、同市西内の池内宜訓さん(83)ら地元の関係者が奮闘している。
 同天神社は、国道254号沿いの山の斜面に建っている。

 台風19号では神社周囲の山腹が広範囲に崩れて多量の土砂や倒木が流れ落ちた。
本殿の壁を倒れた杉の木が突き抜け、屋根も損壊したが全壊は免れた。
 菅原道真公のご本尊も「奇跡的」に無事だったという。

 昨年8月に本格的に修復工事を開始。
 銅板屋根の葺き替えや垂木の補修などを進めてきたが、ここにきて新たな問題が発生。
工事を進めるにつれ当初は分からなかった欠陥箇所が出てきて修復工事の範囲が拡大。
さらに370万円ほどの費用が必要になったという。

 本殿は、以前は戸倉町羽尾(現・千曲市)にあり、明治時代の神社合祀で、ご神体が他に移された後は老朽化。
取り壊しの話が出ていたものを1976(昭和51)年に移築。
 鹿教湯温泉の文殊堂にあわせて、学問の神さまの菅原道真公をまつり、この数ヶ月後の三才山トンネル開通で交通量の増加が予想されたことから「交通安全への願い」も込めた。

 移築には鹿教湯温泉で旅館を営んでいた斎藤兵治さん(85)や池内さんと西内小学校で同級だった「青伸会」の仲間が協力。

 斎藤さんは「観光協会が天神さまを含めた鹿教湯21番名所巡りの冊子を発行し大当たりだった。いまのスタンプラリーの先駆けで全国から注目を集めたた」と当時を振り返る。

 青伸会メンバーの永井教雄さん(84)は台風で被災した後すぐに池内さんと神社に駆けつけた。
 応急処置として、まずは雨もりを防ぐため2人で何日もかけて屋根をシートで覆ったといい「何とかしなくてはの一心だった」と話す。

 池内さんらは「天神さんは地域の守り神。何としても復興を成し遂げたい」と広く協力を呼びかける。

 問い合わせは(電話)090・1108・6157(池内さん)。