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上田観光ボランティアガイドの会が「見学会」を開く! ★上田市の信濃国分寺史跡公園や資料館

テーマ:上田市ニュース

【僧寺の講堂跡で廣瀬さんの説明を聞く参加者】

 上田観光ボランティアガイドの会は19日、上田市国分の信濃国分寺史跡公園や資料館で「見学会」を開いた。

 同会は毎月1回、テーマを決めて勉強会を開催している。
 今回は「日ごろの活動を広く知ってもらおう」と初めて会員以外にも参加を募った。

 一般8人を含む30人余が参加し、同施設職員の廣瀬昭弘さん(69)の案内で僧寺や尼寺の跡などを回った。

 廣瀬さんは、本尊を安置する金堂や僧が説教をする講堂などについて説明。
 「七重の塔は高さが60mで、20階建てのマンションほどもあった。一般の人々は縦穴式住居に住んでいた時代、かなり遠くからも見えたはずです」などと述べた。

 10年ほど前に入会したという同市中央北の関口庸一さん(84)は「地元に住んでいても勉強会で初めて知ることも多い。年1回は県外研修もあり、仲間と一緒に活動するのは楽しいですよ」と話した。

 同会は2002年に発足。
 予約制で上田城跡公園や塩田平、真田の郷などで観光ガイドを行っている。

 同市保野の保屋野篤男会長(85)は「上田の文化や歴史を勉強し、確かな史実を知った上で観光客に上田について説明していきたい」と力を込める。

 同会では。新規会員を募集している。
 問い合わせは(電話)0268・71・6074(事務局の信州上田観光協会)。