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小諸市のゼロカーボンシティ「市全体の魅力アップに期待」! <小諸市議会3月定例会・一般質問>2024

テーマ:上田市ニュース

 小諸市議会3月定例会は2月28日、2日目の一般質問を行い6議員が質問した。

 ◆田中寿光議員は、小諸市が国の脱炭素先行地域に選定されたことを踏まえ、小諸のゼロカーボンシティについて質問。対象エリアをモデル事業として魅力発信することによる、移住・定住者増加の波及効果について触れた。
 小諸市の脱炭素先行地域づくり事業では、対象エリアにおける施設の集約化に合わせて、多様な再生可能エネルギーを活用した一体的なエネルギーマネジメントシステムや、一定の地域に小規模な発電施設を作りエネルギーの地産地消を行う「地域マイクログリッド」の構築などを、5年計画で進めている。
 ◇小泉俊博市長は「小諸市の脱炭素先行地域づくりの特徴として、コンパクトシティとの施策間連携があり、都市機能誘導施設の整備に合わせてエネルギー利用の高度化やレジリエンスの強化(地域の強靭化)を進め、中心市街地の魅力向上を図ることで街のにぎわい創出を目指している」と答弁。
 ◇また具体的な魅力として
  ▽中心拠点の地域マイクログリッドを構築し、再エネによる高度なエネルギーマネジメントの実現
  ▽市庁舎などの充放電システムと移動式蓄電池としてのEVの活用による防災機能強化などによる魅力向上
  ▽対象エリアの戸建て住宅における太陽光発電設備などのイニシャルコストゼロでの導入―などを挙げた。

 そして「(対象エリアでの)ゼロカーボンの取り組みが市内全域に波及していき、結果として小諸市全体でゼロカーボンを達成できる仕組みにしていくことが重要。まずは脱炭素先行地域づくりの計画を推進することにより、今後の市全体の魅力アップにつながると期待している」と述べた。
 ◆このほか田中議員は、大規模災害時における電力自給自足の優先、市内事業者との連携、市民への周知などに関して質した。

 ◆山浦利夫議員は、市が事業主体となり小諸インターチェンジ付近に整備している新たな産業団地について質問。進捗状況や今後のスケジュールを確認した。
 ◇小泉俊博市長は「企業誘致は地域経済や雇用確保、財政基盤の強化など様々な効果が見込まれるため、市の最重要施策として力を注いでいる。この間の企業誘致の状況から、産業団地を持つことが一定の競争力を確保することになると改めて認識し、第11次基本計画のなかで次期産業団地計画に着手することとした」と述べた。
 新産業団地は、インター小諸工業団地の分譲完了の目途が立ち、市と市土地開発公社の手持ちの工場用地が無くなったことから、令和4年度から本格的に検討が始まった。
 目的は、交通アクセスが良く利便性が高い小諸IC周辺の立地を生かし、新たな産業団地を整備して企業誘致を推進することで、移住希望者をはじめとした新規雇用創出により地域経済を活性化させること。
 事業予定地は小諸ICを中心に半径300mのエリアを選定し、事業面積は最大で約8ヘクタール。
 土地所有者耕作者説明会や関連議案の決議を経て、各種調査や造成計画を進めた。今年1月からは、用地提供について土地所有者に交渉している。
 必要な手続きが完了し次第、令和7年度から造成工事に着手する計画。

◆このほか2日目の質問は
 ▽土屋さつき議員は、学校におけるICT、中学校のジェンダーレス制服、小諸市学校再編計画
 ▽小林哲子議員は、小中学校の「性教育」、小諸市の自殺予防対策
 ▽掛川剛議員は、小諸市の防災対策、地域防災力の強化
 ▽柏木今朝男議員は、子育て支援の充実、公用車等の適切な管理と効率的な活用─など。