ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

長野県上田地域振興局が長年の消防への尽力を表彰する「令和5年度 消防功労者消防庁長官表彰」の伝達式を行う! ★東御消防署と上田地域広域連合消防本部で

テーマ:上田市ニュース

【東御消防署で伝達を受けた青木さん(中央)】
【青木副本部長と参加者】
【上田地域広域連合消防本部で伝達を
受けた丸山さん(前列左から2番目)と齋藤さん(前列右から2番目)】
【上田地域広域連合消防本部で伝達を
受けた丸山さんと齋藤さんと参加者】

 長野県上田地域振興局は、長年の消防への尽力を表彰する「令和5年度消防功労者消防庁長官表彰」の伝達式を、東御消防署と上田地域広域連合消防本部で行った。

 表彰は25年以上の勤務で、成績優秀な他の模範となる者が対象の永年勤続功労章。
 今回、県内では61人が受章し、上田地域は3人。

 東御市消防団副本部長の青木義周さん(46)=元第6分団分団長=、上田地域広域連合本部の齋藤武昭消防司令長・予防課長(56)と、丸山忠志消防司令長・上田東北消防署長(60)。
 それぞれ柳沢由里局長から受章伝達を受けた。

 青木さんは、会社員で消防団員として26年活動。

 入団当初は、北御牧村全体によるオウム真理教の入村阻止の活動に参加。

 小型ポンプ操法の選手を15年ほど務め、仕事終わりで夜に訓練を行ったことや、令和元年東日本台風では副分団長としてエリア内で橋が3本落橋するなど災害対応を行ったことが思い出深いという。

 章記や永年勤続功労章を受けて「諸先輩や仲間、家族、多くの皆さんのおかげ。後進の育成、市民の皆さんの安心・安全のため活動したい」と語った。

 齋藤課長は昭和61年からの勤務で、阪神・淡路大震災で神戸市長田区での救助活動の応援、モービル石油上田油槽所火災への対応などが印象に残っているという。

 丸山署長は昭和62年からの勤務で、新人で先輩に従って太郎山山林火災に出動、その他の山林火災の消火活動も経験し、山火事防止に力を入れるようになったという。

 章記や永年勤続功労章を受けて、齋藤課長は「受章を契機に今後益々職務に精励し、精進したい」。

 丸山署長は「これまで支えてくれた職場の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。定年となるが、今後は一市民として地域防災の向上に貢献したい」と謝辞を述べた。