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上田市内「シェアサイクル」が利用開始! ★「サイクルポート」が17に増加。運営に上田電鉄が参入。

テーマ:上田市ニュース

【上田市観光会館のサイクルポート】

 上田市内で「シェアサイクル」が20日からスタートした。
 「サイクルポート(専用駐輪場)」の数は昨年の14カ所から17カ所に増設。
 使用する電動アシスト付き自転車は50台。
 年内の期間は、12月1日まで。

 シェアサイクル事業は千曲市と広域で展開。
 これまで3年間社会実験だったが、今回からは社会実装に。

 上田市内では昨年、利用期間が長くなった以上に利用数が増加し、9755回の利用があった。
 今年は、運営主体に上田電鉄(株)が加わった。
 この20日から31日の令和5年度中は、運営主体の3社による自主運営期間で、市の予算は入っていない。

 4月1日から令和6年度の市の事業となり、6年度は来年3月20日から期間も予算化している。

 上田電鉄では「別所線通勤定期券(上田駅から上田原駅間)」を購入した人には、定期券の有効期間内の「シェアサイクル月額基本料1650円を無料」にするサービスも行う。

 サイクルポートで昨年との違いは、別所線の三好町駅、赤坂上駅、上田原駅(復活)、上田市役所と上田駅温泉口に新設。
 ユーメイトは、昨年途中で追加されて、引き続き設置される。 一方、塩田の館、山王山公園は、なくなった。

 シェアサイクルは、貸し出しを行ったサイクルポートと違う場所でも返却できるため、上田市内で借りて千曲市のサイクルポートに返却することもできる。
 シェアサイクルの貸し出しは、スマートフォンで専用アプリをインストールし、会員登録を行う。
 1回会員、月額会員がある。1回会員は最初の30分が165円。
月額会員は「1650円(最初の30分無料)」。最初の30分以降は30分ごとに110円。
 会員登録をしない場合は、窓口やコンビニ端末などで1日パスが購入できる。※窓口は1650円、コンビニ端末は1430円。
 ICカードを複数人で共有できる法人会員は、月額基本料金2200円。

 事業の実施主体は上田地域シェアサイクル活用推進協議会。
 運営支援は、上田電鉄、(株)ハビタット、(株)日本海コンサルタント、。システムは(株)ドコモ・バイクシェア。

 コールセンター(電話)0268・23・7132(午前9時から午後6時まで)