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上田市真田町の国道144号線で、横沢交差点の北側の「湯ノ平橋工区」が完成!16日に開通!

テーマ:上田市ニュース

【完成した湯ノ平橋工区(開通前)】
【テープカットで開通を祝う】

 上田市真田町長の国道144号線、横沢交差点北側の「湯ノ平橋工区」が完成し、16日に開通した。
 開通を前に現地で地元や工事関係者らが集まり開通式で祝った。

 湯ノ平橋工区は、長野県企業局の菅平発電所付近から南に延長430m、幅員は車道が8m、歩道2・5m。
 湯ノ平橋は橋長41m。

 事業期間は、台風災害も挟んで平成29年度から行っていた。
 全体事業費は約6億5000万円。

 開通式では、国道144号湯ノ平工区建設推進委員会の一之瀬宰委員長が「上田市と群馬県を結ぶ幹線道路であると同時に、生活道路としても利用されている重要な路線。菅平への大型バス、高原野菜を運ぶ大型トラックなどが頻繁に通り、道路幅員が狭く、騒音振動など生活環境が脅かされることが続いていたことから、地域住民が安心安全で利用できる道路にしてほしいとお願いしてきた。県で事業化していただき、完成したことはこの上ない喜び。関係する皆さんに感謝したい」とあいさつ。

 上田建設事務所の中島俊一所長が「防災や観光、生活でも重要な道路。一部区間で幅員が狭く、交通事故や渋滞が発生していた。このような状況を解消するため、県は平成25年に道路計画の検討を始め、27年に計画案を地元に示し、用地契約に協力をいただき、令和2年に橋梁工事、令和3年に道路部に着手し、工事を進めて完成した。安全に快適に通行し、地域の発展に寄与するものと期待している」と語った。
 
 来賓で、土屋陽一市長、佐藤論征市議会議長が、観光や住民の生活安全への期待を込めて祝辞を述べた。

 完成した道路での安全を祈願し、テープカットで開通を祝った。