上田産ワイン用ブドウで製造したワインが「国際コンクール」で最高金賞! マンズワインが上田市に報告。
テーマ:上田市ニュース
キッコーマングループのマンズワイン株式会社が製造した赤ワインが「国際コンクール」で「最高位賞」を受賞した。
同社は今年、フランスで開催された「ヴィナリ国際ワインコンクール2024」に、上田市産のブドウを使用してマンズワイン小諸ワイナリーで製造した「ソラリス マニフィカ2017」を出品。
日本の赤ワインでは初となる最高位「グランド・ゴールド」を受賞した。
受賞したワインは、上田市東山地区で2017年に作られた「カベルネ・ソーヴィニオン種」と「メルロー種」のキュヴェを50%ずつブレンドしている。
このほど、上田市役所で土屋陽一市長に受賞を報告。
島崎大社長、商品企画部長の赤城靖常務、小諸ワイナリー工場次長で製造グループ長の西畑鉄平さん、栽培管理を担当している製造グループの邑田明さんの4人が訪れた。
島崎社長らは「ワインづくりのプロが主催するコンクールで、審査員は世界中のワイン技術者。難易度が高く、受賞は嬉しい。上田市の東山で収穫したブドウでつくったワインが2つ、トップのマニフィカが最高位のグランド・ゴールドを受賞できた。上田のブドウで世界のレベルに到達していることが嬉しい。農家さんにも恩返しできる。東山は特徴的な土壌なので、飲み手にとっても魅力」と報告。
土屋市長は「上田市民にとって嬉しいこと。世界から注目されている。より多くの皆さんに楽しんでもらいたい」と語った。
東山の畑は今年で30年。
ワイン用ブドウは長ければ100年の寿命があるとされる。
日本国内で欧州系品種がどれだけ成長するか分かっていない。
しかし、樹齢を重ねると良いブドウが収穫できるとされることから、今後が楽しみだという。