筑波大学名誉教授の「林一六さんを偲ぶ会」を行う。。。
テーマ:上田市ニュース
筑波大学名誉教授の林一六さんが、昨年4月28日83歳で亡くなった。
同氏を偲ぶ会を、このほど上田市上野丘公民館で行った。
上田地球を楽しむ会(塚原吉政会長)が主催。
同会には林氏の二男でつくば市在住の林岳彦さん(49)が出席。 地球を楽しむ会の会員や蚕都くらぶ・ま~ゆ、自然エネルギー上小ネットなど同氏のかかわりのあった人たち30人が参加した。
黙祷を捧げたあと二男の岳彦さんは「父は生前、『やりたいことをやったのでいつ死んでもいい』と言っていた。急死となり、父らしい最期だった。偲ぶ会を開いていただき感謝」と語り、「皆さんから父のことを聞きたい」と話した。
参加者から
「大学教授というより市民目線で話す親しみやすい人だった」 「難しいことを分かり易く説明してくれた」
「手弁当の市民活動が最も貴重と言ってくれた」
「先生の実家、川上村へ連れていってもらい楽しかった」ーなど同氏から学んだことや楽しい思い出を涙ながらに話す人もいて、優しく温かだった同氏を偲んだ。
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林一六氏は1939(昭和14)年生まれ、川上村出身。
東京教育大、大学院修士課程卒業。
筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所所長。
2010年発足した地球を楽しむ会の会長、上田風穴の会会長など多数の会に関わった。
地球を楽しむ会では、太郎山の逆さ霧の研究や上田周辺の風穴調査、森林発電実験など行った。