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上田市の「地域おこし協力隊」に新たに隊員1人が着任!

テーマ:上田市ニュース

【辞令交付を受ける五十住さん】

 上田市の「地域おこし協力隊」に、新たな隊員1人が加わった。
 上田市役所で辞令交付を行った。

 着任したのは、東京都杉並区出身で就農を目指す五十住飛鳥さん(20)。
 五十住さんは、小学生の農業体験が契機で農業にあこがれるようになり、高校卒業後に東京からそれほど離れていない長野県の農業大学校に進学。
 就農をどこにするか考える中で、農業大学校の教員らのアドバイスから「新規就農に手厚い支援がある上田市」に選び、上田市の地域おこし協力隊に応募した。

 上田のよい点として、新幹線駅があること、自然があるほどよい都市、ごはんがおいしいなど。
 隊員として産業振興部農業政策課に配属され、JAファームで2年間研修を受けて就農に必要な技術や経営管理などを取得。
スマート農業の実証実験への参加、農福連携事業にも参加する予定。

 土屋陽一市長から辞令を受けて、五十住さんは「アスパラガスとトマトを中心にして新規就農したいと考えている。農業大学校で学んだが、まだまだ慣れないことも多く、よろしくお願いします」とあいさつ。

 土屋市長は「農業の課題を新しい視点で取り組むことを期待している」と激励した。