上田市の神科第一保育園の園児が「ヤーコンの種イモの植え付け」を行う! ★上田市金剛寺の畑で。
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「ヤーコンさん、おーきくなーれ」
上田市金剛寺の畑で、神科第一保育園の年長27人がヤーコンの種イモの植え付けを行った。
園児の賑やかな声が桜の下で響いた。
金剛寺での園児のヤーコンの栽培体験は恒例行事。
当初は、荒廃地対策で活性化委員会やヤーコンの組合で始めたが、現在は当初から関わっている倉島今朝松さんが受け入れを継続。
今年は旧耕地になっていた倉島彰さん(85)の畑を借りた。
倉島彰さんは大手商社に勤務し、海外赴任が長く、一昨年に故郷に戻った。
元気に訪れた園児を出迎え、英語とフランス語とドイツ語のあいさつを教えた。
ヤーコンの植え方は倉島今朝松さんが「昨年は皆さんからペン立てを頂いてありがとう。大事に使っている」とあいさつして「芽が出るところを上にして植えて」と指導。
倉島さんだけでなく、園児のサポートを、園児の中に孫がいる六川槇彌さんと、川崎美恵子さんも行った。
園児は種いも120個をあらかじめ用意された畑の穴に入れて、土をかぶせる作業を体験。
園児は何度も種いもを受け取りに行っては植える作業を繰り返し行った。畑では「カエルが手についた」と小さな生き物とのふれあいも楽しんでいた。
青木充子園長は「コロナでさまざまなことが経験できなかった子どもたちなので、このように畑での体験を楽しんでいる。地域の方とのふれあいがあると、お散歩で出た時に声をかけてもらったり、良い交流になる。昨年度はコロナの5類移行で、前の年長のお別れ会に倉島さんに園に来てもらい、感謝したり、年中(今の年長)があいさつすることができ、園児もヤーコンの作業が受け継がれている」と話していた。
作業後は余った種いもを園児に、お土産で配っていた。
11月の収穫にも訪れる予定だ。