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上田市真田町の「らいてうの家」が冬期休館を終え、2024年の営業を開始! ★女性解放運動の先駆者、平塚らいてう(1886-1971)を顕彰。◆企画展も

テーマ:上田市ニュース

【今年度の企画展示について説明する沓掛さん】

【らいてうの家】

 女性解放運動の先駆者、平塚らいてう(1886-1971)を顕彰する上田市真田町長の「らいてうの家」が冬期休館を終え、今季の営業を開始した。
 原則土、日、月曜日の午前10時半から午後4時まで開館する。

 東京都のNPO法人平塚らいてうの会が運営。
 同施設は、らいてうが生前購入した土地を遺族が同会に譲渡し2006年に開設した。

 今年の企画展示は昨年に続き「らいてうと博史ー今日の視点で考える『新しい女』と『新しい男』」。

 明治民法が定める「家制度」の時代だった1914(大正3)年、古い封建的な結婚制度を拒否し婚姻届を出さず事実婚による「共同生活」に踏み切った、らいてうとパートナーの奥村博史の生き方をパネルなどで紹介した。

 子どもを産むか産まないか、いつ・何人産むかを自分で決める権利などを盛った「リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)」は、世界的には女性の基本的な人権。
だが、現在の日本では母体保護法の適用で中絶は可能だが配偶者の同意や母体保護法指定医師の判定が必要で女性の自己決定権は制限付きだなどと解説。
 「らいてうと博史は家制度にもとづく結婚や夫婦同姓の強制を拒否し、リプロダクティブ・ヘルス&ライツを求めてたたかった新しい女と男だった」とした。

 1957年8月に現在この施設が建つ場所を訪れた博史が、らいてうに送ったはがきなども展示している。

 らいてうの会代表理事で同市下塩尻の沓掛美知子さん(75)は「女性差別撤廃条約や選択議定書、ジェンダー平等などについて学び、理解を広げていきたい」と話す。

 (電話)0268・74・1385(らいてうの家)
 (電話)03・3818・8626(平塚らいてうの会