上田警察署と上小防犯協会連合会が「電話でお金詐欺(特殊詐欺)被害防止の啓発活動」を行う!
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上田警察署と上小防犯協会連合会は、年金支給日の15日「電話でお金詐欺(特殊詐欺)被害防止」の啓発活動を、上田市常田の八十二銀行上田東支店で行った。
そろいのジャンバーを着た上小防犯協会連合会警備業防犯部会の会員らが、来店者に啓発用のチラシやグッズを手渡しながら注意を呼びかけた。
上田署管内では、今年になって22件、9633万円余の被害が発生(12月14日現在)。
昨年同期と比較すると件数は12件増加、被害額は約7974万円増えており、同署は「危機的状況」とする。
内訳は、オレオレ詐欺が8件で2980万円。
架空料金請求詐欺は、4件で3060万円。
金融商品詐欺は、4件で2420万円など。
警備業防犯部会の宮坂和夫部会長は「グッズを自宅に持ち帰って家族と話題にしていただきたい。詐欺が少しでも減るよう願いながら活動している」。
銀行を訪れた市内の男性(71)は「自宅の固定電話は取り外し、携帯も登録してある番号以外は出ないなど対策はしている。被害に遭わない自信はあるが、いま渡されたチラシに目を通して改めて気を付けたい」と話していた。