上田市公共交通活性化協議会が「令和6年度 初会合」を開く! 「運転手確保の取り組み」「子どもの学校への送迎を公共交通に戻す必要性」「キャッシュレス化の推進」などについて話し合う。
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上田市公共交通活性化協議会は、上田市役所で「令和6年度 初会合」を開いた。
今年度事業で「運転手確保の取り組み」や「子どもの学校への送迎を公共交通に戻す必要性」「キャッシュレス化の推進」などについて話し合った。
協議会は、地域住民に必要な輸送サービスを協議する法定協議会で、交通関係者や利用者、有識者らが委員。
報告事項として、上田バスが運行する上田草津線が今年3月末まで運休としていたものを、当面の間、運休することになった。
これは、上田草津線に関連する高速バスが、ドライバーの拘束時間上限の基準見直しに伴う影響により、これまで通りの運行が難しくなったため。
上田市内の路線バス減便対策を優先することから、上田草津線を休止とした。
昨年10月から運行開始した丸子デマンド交通の実績についての報告もあった。
1日平均の利用者数が、運行開始の10月が15・1人だったのに対して、今年5月には22・8人に増加。
毎月、利用者が増加している。
利用は、午前中から昼が多く、降車の停留所は病院や商業施設が多い。
利用者は80歳代が最も多く、次いで70歳代、60歳代の順。
報告ではその他、上田市地域公共交通計画の進捗状況、キャッシュレス化につながる「チケットQR」によるQRコード決済実証実験もあり、バスや別所線は新型コロナ5類移行で観光需要から利用者が増加。
QRコード決済の利用率も徐々に上がっているとした。
今年度実施する事業では、昨年度に続き、バスの運転体験ができる会社説明会などを開催。
昨年度行った説明会では、参加者のうち2人の採用に結びついた。
運転手確保では「二種免許取得費用助成の検討」「外国籍人材の活用の研究」「処遇改善に向けた国、県への要望活動」などを行う。
昨年度同様に、小学生以下が夏休み期間に市内の路線バスや別所線に無料で乗車できる「夏休み期間のキッズパスの発行」「小学生以下を対象にしたバスの乗車体験」「高齢者を対象にしたQRコード決済体験」「お買い物ツアー」など。
今年度事業の利便性の向上のため、使いたいと思う人が利用できる運行体系の構築などでは、鉄道側から通学定期が再び落ち込みがあることから「高校進学前の中学生へのPR方法」などについて話し合った。
公共交通再編のための調査、分析等に10万円の予算額に対しては、データ分析を専門家によってきちんと行う場合は、少額過ぎるとの指摘もあった。



