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東京都の専門商社(株)RYODEN(リョーデン)が上田市に「現金5000万円」を寄付! ★「企業版ふるさと納税」を活用。

テーマ:上田市ニュース

【左4人目から富澤社長、土屋市長、村上学部長、山口教授】

 東京都の専門商社(株)RYODEN(リョーデン)は「企業版ふるさと納税」を活用して上田市に「現金5000万円」を寄付した。
 同社の富澤克行社長が、市役所で土屋陽一市長に目録を手渡した。
 同社は、同市常田の信州大学繊維学部と「超微細なレーザー加工技術」について共同研究をしている。

 寄付金は信州大学と上田市との包括連携協定に基づく「先端技術教育プログラム運営事業」に活用する。
 同学部が開発した「レーザー加工装置を普及させるための事業拠点」を構内の産学連携施設内に設置。
企業の技術者や教育機関の学生らが「最先端のレーザー加工技術を習得するための教育プログラム」や「セミナー」などを実施する。
 教育プログラムの第1回目は今年11月ころを予定。
 5日間で装置の原理や使い方などを学び、加工の実体験も行う。

 同学部の山口昌樹教授はレーザー加工技術を「バイオミメティクス(生物模倣)」に応用。
金属や樹脂の表面にレーザー加工をして凹凸を付けることで、親水性や疎水性など新たな機能を付与することのできる技術を開発した。

 山口教授は「例えばハスの葉の上に水がたまるのは表面に微細な凹凸があるから。そういったものを産業利用することが注目されており、加工技術にはレーザーが一番適している。石油原料を使わず、物理的な加工に置き換えていくことで温暖化防止に貢献する夢のある技術」と説明する。

 富澤社長は「バイオミメティクスを使った微細加工の機械は世界で初めてのもの。上田の地で培った技術を地域の企業に活用していただきたい。この地域で新しいことが必ず起こるはず。人材の育成で周辺からも人が集まってくるワクワクする取り組み」とあいさつ。

 土屋市長は「産学官連携により技術の進展、地域発展のためにしっかり取り組んでいきたい」。

 村上泰学部長は「今後益々上田市と連携を深めて研究面、産業面を発展させていきたい」と述べた。