ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

「天皇杯」の受賞と「農林水産大臣賞受賞」を祝う式典・祝賀会を行う!★上田市の「豊殿まちづくり協議会」と「稲倉の棚田保全委員会」

テーマ:上田市ニュース

【式典会場とあいさつする久保田委員長】
【天皇杯を間近で見る出席者】

 上田市の「豊殿まちづくり協議会」=中村直美会長=と「稲倉の棚田保全委員会」=久保田良和委員長=は20日、今年度の農林水産祭「むらづくり部門」天皇杯の受賞と、農林水産大臣賞受賞を祝う”式典・祝賀会”をm豊殿地域自治センターで行った。

 会場には、天皇杯と表彰状などが展示され、これまでに受賞に関わった関係者を含め多数の来賓が出席した。
 天皇杯は、スポーツ競技で最高成績になった場合と、農林水産祭の7部門の最上位に贈られる賜杯。
 「むらづくり部門」の天皇杯受賞は長野県で2例目の快挙。

 式典で久保田委員長は、受賞した経過、明治神宮会館で受賞した時の様子を説明しながら「(保全委員会の)歴代の皆さんの思いを引き継ぎ、たまたま運良く受賞させてもらった。全員の総合力で受賞できた。たいへんお世話になり感謝している。受賞しましたが、肩に力を入れることなく、淡々と、継続は力なりで活動を進めたい」と語った。

 天皇杯受賞後に国の「ディスカバー農産漁村(むら)の宝」で特別賞を受賞し、首相官邸で表彰を岸田文雄首相から受けたことも報告。
 天皇杯は来年、天皇陛下にお返しする機会があり、皇居で拝謁をする予定。

 中村会長は「これからも、地域の発展になる稲倉の棚田にしたい。皆さんの協力もお願いします」と話していた。