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「サンタプロジェクト・うえだ実行委員会」が、上田市の「児童福祉施設森の家はらとうげ」に、本をプレゼント!全員に送り主からのメッセージ 

テーマ:上田市ニュース

【贈られた本の横で左から和田園長と清水実行委員長、実行委員ら】

 「サンタプロジェクト・うえだ実行委員会」=清水重信実行委員長、会員20人)は23日、上田市の児童養護施設森の家はらとうげ(和田良一園長)に本のプレゼントを行った。
 訪問し、児童生徒25人全員に贈り主からのメッセージが添えられた1冊の本をプレゼント。
              
 サンタプロジェクトは、アメリカのクリスマスで誰かにプレゼントすることが喜びとする習慣に共鳴した日本の牧師が、平成21年に病気で入院している子どもたちに本をプレゼントする活動として始まった。
 全国各地に広がる中、上田でもこの活動に賛同した清水実行委員長(65)が3年前から始めた。

 子どもたちに本を贈りたい希望者は、市内の本屋で施設の子どもたちのカードを選び、贈りたい本を購入、サンタクロースとしてメッセージカードを添えて贈るもの。

 同実行委員会の戸高きぬえさんによると、今年サンタクロースとなった人は51人。
本のほか、上田市や東御市のこども食堂11カ所へ各11枚の図書カードも贈った。
 また、活動のポスターやメッセージカードなどは上田千曲高校、上田西高校、長野大学、上田女子短期大学、侍学園などの生徒や学生が協力したとのこと。                      

 贈呈式で、清水実行委員長は「サンタプロジェクトも3年目。困難な子どもたちに笑顔と夢を届けたいとの思いで続けている。本を活用して豊かな人生が送れるよう願っている」と話した。

 和田園長は「3年間大変ありがたくいただいている。子どもたちは本を大切にいつも傍らにおいて読んでいる」と感謝した。