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上田六文銭ロータリークラブが「敬老園うえだみなみ乳児院」と「児童養護施設森の家はらとうげ」に寄付!それぞれ現金10万円。

テーマ:上田市ニュース

【寄付金を手渡した斉藤会長(左端)ら】

 上田六文銭ロータリークラブ(斉藤惠理子会長)は、同市常田の「敬老園うえだみなみ乳児院」と、上田市上田原の「児童養護施設森の家はらとうげ」に、それぞれ現金10万円を寄付した。

 斉藤会長がこのほど27日に開いた例会の席上、敬老園うえだみなみ乳児院の里親リクルーター、増田浩司さんと児童養護施設森の家はらとうげの和田良一園長に手渡した。

 同クラブは「新年を迎えるにあたり、地元の施設で暮らす子どもたちにお年玉を届けよう」と、会員が電気製品や酒、食品などを1人1品ずつ持ち寄ってチャリティーオークションを実施した。

 和田園長は「現在は2歳から17歳までの子どもたちが職員とともに生活している。温かい気持ちをいただきありがたい」とあいさつ。

 増田さんは、さまざまな事情で自分が生まれた家庭で生活できない子どもたちを一定期間、家庭に迎え入れる養育里親について説明。
 「乳幼児の心身の健全な発達発育には、特定の大人との密接な愛着関係や個別に要求を満たしてもらう体験が重要。当院のような定員9人の小規模施設でも、子どものケアニーズに完全に応えることは不可能。だからこそ1人でも多くの子どもが特定の養育者のもとで暮らせることが必要。地域に養育里親が増えれば子どもが自分の地域から離れずに生活できるようになる。より多くの人に感心を寄せていただきたい」と呼びかけた。