上田市で大阪大学名誉教授の宮坂昌さんが「健康をめぐるいくつかの誤解」と題した講演を行う! ★講演は「うえだ原町一番街商店会」が行う「まち学校事業」の開校記念。
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上田市大手町出身で大阪大学名誉教授の宮坂昌之さん(77)が、このほど「健康をめぐるいくつかの誤解」と題した講演を行った。
講演は「うえだ原町一番街商店会」(河合良則理事長)が行う「まち学校事業」の開校記念として開催し、150人余が聞いた。
講演前にはまち学校開校式があり、お絵かきお笑い芸人で松本市出身のヤポンスキー小林画伯が作画したまち学校開校記念イラストが除幕式で披露された。
宮坂さんは大阪から上田に戻り、学問と武道は一体で学問を深めることと武道が強くなることは同一であるとする文武不岐をモットーに信州上田みらい塾を開講した。
講演では、自身が毎朝実践している頭を動かす体操を紹介。
定期的な運動を行うことにより「すべての病気の死亡率が下がること」や「慢性疾患を含む様々な疾患の発症率がかなり低減する」とした。
「定期的な運動を習慣付けること」が加齢による免疫力の低下を防ぐ最も有効な方法であるとした。
平均寿命と健康寿命について、長野県の健康寿命は男性81歳、女性84・9歳。
女性が7年連続、男性は2年連続で全国1位となっているが、平均寿命とはそれぞれ差がある。
健康で元気に生活するための寿命を延ばすためには「まずできることを習慣付けて生活リズム」とすることが重要であるとした。
また、各種メディアなどで発信されているサプリメントや健康食品に関する誤った情報を数多く説明。
最後に「新型コロナウイルス感染症対策」についても言及した。
しかし、大阪から地方へ行くと街中に高齢者が手軽に体を動かせる場所や施設がないとした。
「スポーツ宣言都市」である上田市も郊外には体育館やグランドなどはある。
しかし、全体的に老朽化していて、剣道8段の有段者である自身が使う剣道場にはエアコンがなく今年の猛暑の中、高齢者がいつ体調を崩してもおかしくないとした。
地方都市ではどこでもある状況だと思うが、これからさらに増える高齢者の「健康寿命」を延ばすための定期的な運動の場づくりは、若者も含めた皆が元気で活躍し続けるためにとても重要だとした。
ぜひ、市には「生涯スポーツの環境」を整備してほしいと注文した。
講演の最後に、上田は山紫水明で素晴らしい自然環境がある。
こうしたことに加え、特に「高齢者に住みやすく健康寿命が自然に伸びていくような場所づくり」や「環境づくり」を大いに期待していると結んだ。



