上田市の信濃国分寺で蘇民将来符の「蘇民切り」が行われた! ☆蘇民講が「切り始め」を行った。 ☆頒布される「八日堂大縁日」は1月7日、8日
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上田市国分の信濃国分寺(塩入法道住職)で1日「蘇民切り」が行われた。
蘇民講(金井寛会長、11人)が「切り始め」を行った。
厄除けや子孫繁栄の願う蘇民信仰の護符「蘇民将来符」を作り始めた。
信濃国分寺の蘇民将来符は市指定民俗文化財で、白いドロヤナギを六角柱にし「大福」「長者」「蘇民」「将来」「子孫」「人也」の文字や黒と朱で厄除けの模様など書き込まれている。
護符は、寺と蘇民講による2種類があり、蘇民講の護符には七福神などの絵が入る「絵蘇民」もある。
切り始めでは、蘇民講のメンバーが護符の頭の部分を「六角すい」の形に切り出す伝統の「蘇民庖丁」を使い、前かがみになって体重を乗せながら力を込めて作りっていた。
この日、蘇民講がつくった護符は国分寺に納めている。
メンバー最高齢の金井昇さん(89)は「護符を求める皆さんが良い年になるように願っている。子どもの時は蘇民さんの頒布を行い、父親をついで40代からつくり始めた。蘇民講の資格を持つ人はいるがやっていない人がいるため、若手の皆さんで10人以上が保てるように盛り上げてほしい」と話す。今回、父親から引き継いで初参加となった会社員の山越一佳さん(51)は「頭を切り出すのが難しい。なるべく長く続けられるように頑張りたい」と、先輩に囲まれながら作業を進めていた。
護符に文字や模様を書き入れた塩入住職は「新型コロナは落ち着いたが、能登地震など自然災害が多く、人の力ではどうにもならないこともある。被災しないよう神仏にお祈りし、被災したとしてもめげずに暮らせるようになってほしい」と話す。
信濃国分寺では来年、12年ごと御開帳で、記念事業として国重文・三重塔の防火設備の更新や、蓮関連で環境整備などを進めるという。
御開帳期間は4月29日から5月6日の予定。
蘇民将来符が頒布される八日堂大縁日は1月7日の午前10時から午後11時、8日の午前8時から午後4時。
護符は約1万2000体が準備される。
頒布習俗は国選択無形民俗文化財で、例年だと5万から6万人が訪れる。
今回は両日とも平日のため、7日夜に混雑が予想され「信濃国分寺駅」があるしなの鉄道など公共交通機関の利用が時短になりそうだ。



