長野工業高等専門学校の工学科都市デザイン系で学ぶ生徒が上田城跡公園で「測量実習」を行う!
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国立長野工業高等専門学校の工学科都市デザイン系で学ぶ3年生45人が、上田城跡公園で「測量実習」を行った。
長野県測量設計業協会、県上田建設事務所、上田市、土木・環境しなの技術支援センターの協力で測量設計会社の技術者が指導。
学生には将来県内で測量やまちづくりの技術者になるようPRも行った。
長野高専では、毎年3年生が測量実習を重要文化財で「松本市・牛伏川」の治山治水施設、階段工や、信濃町の「鉄道土木遺産・戸草隧道」、佐久市の「龍岡城五稜郭」などで行い、土木の歴史や測量の重要性を学んでいる。
今回は国史跡の上田城跡で「二の丸橋の形状」や「上田電鉄(上田温泉電軌北東線)の廃線敷」「堀だった陸上競技場や野球場」「千曲川だった尼ヶ淵の測量」を行う。
上田城と千曲川などの河川との関係を調査。
旧市民会館前で行った開校式では測量設計業協会東信支部の山本元栄支部長、上田建設事務所の中島俊一所長、上田市土木課の蓬田陽さんがあいさつ。
長野高専の浅野憲哉教授は「実習の場を設けていただきありがたい。天気も良く測量日和。学生より教えてくれる方の方が多く、学生の皆さんが期待されている。実際の現場の技術を学んでほしい」と語った。
講義では、上田城の歴史・地形や上田電鉄の歴史について、上田市教育委員会生涯学習・文化財課の谷口弘毅さんが解説。
学生は6つの班に分かれて公園内の各ポイントで、距離や角度を計測するトータルステーションなどを使って測量を行った。
デモンストレーションとして、3次元レーザースキャナでの測量も行った。
レーザーで無数の座標点の測量を瞬時に行い、カメラで色情報を加えることで点群データが対象物の形状を面的に表すことができる計測機器。
学生は「初めて見た。測量では一点の計測にそれなりの時間が必要なのに、すごい」と驚いていた。



