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コカリナ公認講師、岩田悦子さん(68)=上田市=  ★コカリナと出会ったのは「子ども劇場」で上田市出身のコカリナ奏者、黒坂黒太郎さんに出会った時

テーマ:上田市ニュース

 「コカリナを通して支援をさせてもらえることが原動力」と話す、上田市のコカリナ公認講師、岩田悦子さん。

 岩田さんがコカリナと出会ったのは「子ども劇場」で、上田市出身のコカリナ奏者、黒坂黒太郎さんに出会った時。
 黒坂さんから「1998年長野冬季オリンピックの期間中、コカリナを演奏してオリンピックに参加を」と長野県下の子ども劇場に呼びかけていた。

 岩田さんは当時、小学6年生だった娘を「是非参加させてやりたい」と思った。
 コカリナとの出会いはこのことがきっかけだった。

 長野オリンピックの期間中、子供たちは保護者とともにセントラルスクエアや長野駅前、権堂商店街などで演奏した。

 翌年、子どもと大人30人ほどで「上田コカリナ合奏団」を立ち上げ、岩田さんは団長となった。
 長野冬季オリンピックの翌年、次の開催地であるアメリカのユタ州、ソルトレイク市に親子で訪問した。


 1週間ほど滞在し、子どもたちは市長表敬訪問や、ディズニーランド、公園などで演奏を行い、現地の子どもたちと交流するなど貴重な経験をしてきた。

 コカリナでの活動で一番の思い出は2016年、上田市のサントミューゼで東北大震災支援として開催した「100回つむぐコンサート」。
 壇上に全国から参加した150人の「コカリナ奏者」の大演奏会となり、観客も全国から訪れて会場は満席となった。

 同コンサートは黒坂さんが各地で開いてきたもので「100回目は郷里の上田市で開催したい」との願いで実現した。
 「震災地に支援金を送ることができたことが嬉しかった」と岩田さん。

 2016年には「コカリナ合奏団20周年」を記念して「二十歳のコカリナコンサート」をサントミューゼで開催。
 長野市、松本、山ノ内、松本、飯田、千曲市、御代田など県内のコカリナ合奏団が参加。
 360人が壇上で演奏した。

 一方、長野冬季オリンピックでコカリナを一緒に演奏した千曲市出身で当時中学生だった坂本龍太朗さん(39)がポーランドで日本語学校を経営。
 ウクライナの子どもたちのために活動していると聞き「ウクライナの子どもを支える会」の代表を努め活動している。
 企業や個人からの募金活動や、ウクライナの子どもたちの絵の巡回展などで得た支援金を坂本さんに送っている。

また、2012年、上田市立浦里小学校の火災で焼け残った校舎の梁で、コカリナをつくって同小の新1年生に毎年、コカリナを贈っている。

 2019年、台風のあと「別所線応援コンサート」の活動もした。
 「これらの活動ができたことなど地元に少しでもお役に立てたことが嬉しい」と話し「今後も様々な支援活動をしていきたい」抱負を語る。