上田市が「広報うえだ文芸欄」2024に掲載された「短歌、俳句、川柳」の作品から「優秀作品」を選定!
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上田市の令和6年「広報うえだ文芸欄」に掲載された短歌、俳句、川柳の作品のなかから「優秀作品」が選定された。
昨年1年間に短歌741首、俳句1049句、川柳670句の作品が投句された。
上田市役所で表彰式が行われ、受賞者と選者が参加した。
同表彰式は昭和58年から始まり今年42回目。
〈短歌〉

短歌は築地の勝見稔さん(94)。作品は「夕日射すコーヒーショップでコーヒーの光のしじま廻し戯(たわ)むる」。
「週2、3回通っているコーヒーショップで、お客さんの情景を見て詠んだ」と勝見さん。
選者の小宮山久子さんは「コーヒーの光のしじまという言葉の選び方から作者の淋しさ、所在感の無さも感じられ詩的感興の際立つ一首」と評価。
〈俳句〉

小泉の大井敬子さん(82)の作品「万緑や戦禍の画像無彩色」
「緑の多いなかに住んでいるが、色を失ったようなニュース映像に戦禍の人々の苦しみが伝わる。平穏な日々が戻りますように」と思って詠んだ。
選者の島田洋子さんは「世界では無残な戦争が絶えることなく報道され心が痛む。平和への願いが緑と無彩色との対比でしっかりと伝わってくる」と評価。
〈川柳〉

蒼久保の畔上綾子さん(76)の作品「鍋恋し家路急(せ)かせる虎落笛(もがりぶえ)」
「ヒューヒューと音を立てて、寒風が家路を急がせます。熱々の鍋が頑張った今日のごほうび。心までホッと温まる」。
選者の斉藤俊酔さんは「その場の状況が季節にピッタリとはまり、心奪われるような気持ちの良い作品。虎落笛は句のすべてをまとめ、引き立て何とも素晴らしい一句」と評価。



