上田市鹿教湯温泉の国民宿舎「鹿月荘」と「クアハウスかけゆ」が3月末に閉館。。。惜しむ声も
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上田市鹿教湯温泉の「国民宿舎鹿月荘」と「鹿教湯健康センター クアハウスかけゆ」は、旅客ニーズの変化などにより利用者が減少。
市の支出である指定管理料が増大していることから、今年3月末日をもって閉館を決めた。
鹿月荘は、昭和33年開設、同 63年に現在地に移転新築。
「クアハウスかけゆ」は、昭和58年に開設し、同61 年にプールを建設。
鹿月荘移転の際に屋外プールの上に蓋をする形で鹿月荘の食堂や広間が造られ、鹿月 荘と建物が一体化した。
両施設は市民の保養と健康の増進、観光客の利用など国民保養温泉地の中心的な役割を担ってきた。
鹿月荘の利用者は、平成3年度には約2万9千人だったのが令和4年度には約6千2百人。
クアハウスは平成3年度は約3万3千人が、令和4年度には約1万2千人と減少してしまった。
市は利用者の減少で利用料収入が減少、指定管理料は年々増加傾向にあり、平成27年度から両施設のあり方を検討。
令和5年度には民間事業者の柔軟なアイデア等で施設の今後の利活用に関する可能性を探るため「サウンディング型市場調査」を実施。
現地説明会に参加した人たちからは「商圏(立地場所)的」に難しいと辞退。
無償譲渡を想定した提案だが、維持管理費増大の懸念で難しいとヒアリング。
指定管理者として 事業実施するもので 、指定管理料も多額の 提案などがあり、両施設とも既存施設利用で「実施要領(全て費用は事業者負担)」を満たす提案はなく「民間による利活用に関する効果的な提案」はなかった。
地元利用者は「何とか存続できないかと陳情したが無理だった」と肩を落とす人も多い。
神奈川から鹿月荘に宿泊してクアハウスに来ていた女性は「いい施設なので楽しみに来ていたが残念です」と話していた。
今後、西内地区にかかる新たな財源を活用して鹿教湯温泉全体の魅力向上につながる事業を地元の団体と検討、協議し、計画的に進めていく方針。



