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<上田市議会3月定例会・閉会>2025 ☆「2025年度当初予算案」や初日可決を含めて「47議案」を可決

テーマ:上田市ニュース

【荻野氏】
【小林氏】
【西沢氏】

 上田市議会は19日、3月定例会で来年度当初予算案や初日可決を含めて47議案を可決などして閉会した。

 同日提出の人事案件で、教育委員会委員の大久保恵子氏が来月28日で任期満了になることから、新たに翻訳など会社を経営する荻野茶々氏(44)=上田市上丸子=の任命に同意。
 荻野氏は旧ビルマ(現・ミャンマー)出身、2005年に来日し、日本の大学院で論文の英語を精査する仕事をしながら、日本人の自殺や不登校、ニートについて研究。
 上田市には牧師である夫の勤務で2013年に移住。
 侍学園のスタッフで、県内高校の高校生サポート、ソーシャルスキルトレーニングの授業を行うなどして活躍しており、近年、日本国籍を取得した。
 上田市の教育委員会委員で海外出身で帰化した人の任命は初。議会同意後、議場で荻野氏は「心から感謝します。他者を優先する日本人の姿を美しく思う。ニートや引きこもりの人の支援や、海外の大学などで勉強したい人への教育にがんばっている。日本人の教育(考え方)であれば世界が平和になると信じている。がんばりたい」とあいさつした。任期は4年。

 ほか人事案件では、公平委員会委員の選任で新たに長野地方労働審議会委員などを務める小林潤子氏(58)=上田市常田1=、固定資産評価審査委員会委員の選任で新たに関東信越税理士会上田支部副支部長の西沢道夫氏(69)=上田市中之条=にそれぞれ同意。

 人権擁護委員の推薦では新たに、元塩田西小校長の関谷圭史氏(69)=上田市緑が丘1=、元浦里小校長の栁町照明氏(68)=上田市中央4=、元小諸東中校長の高見澤正裕氏(67)=上田市上田原=、元丸子中央小校長の武田健司氏(69)=上田市富士山=の4人を適任とした。

 記号式投票に関する条例廃止の採決の中で、審査した総務委員会から付帯意見として「自書式投票が困難な高齢者や障がい者の投票に行動に懸念がある。投票しやすい環境づくりが不可欠。

☆条例廃止にあたり
 ①多様な市民の意見を尊重し、投票の利便性向上のための方策を検討し、全ての市民が円滑かつ、公平に投票できる環境を整備する
 ②代理投票の周知徹底を図り、必要とする方々が適切かつ、十分な援助を受けられるよう投票所職員の研修を含めた体制を整える」がついた。

 総務委員会提出で、国に対して「緊急防災・減災事業債」「緊急自然災害防止対策事業債」の期限延長と恒久化、さらなる拡充や交付税措置率の引き上げを求める意見書の提出も可決した。

 陳情では「持続可能な学校の実現を求める陳情」「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の速やかな改正に関する陳情」をいずれも不採択とした。