「し尿前処理下水道投入施設の処分手数料」「し尿・浄化槽汚泥・家庭雑排水汚泥の収集運搬手数料」の改定を答申! ☆上田市廃棄物処理審議会
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上田市廃棄物処理審議会は「現在建設中のし尿前処理下水道投入施設を利用するための処分手数料」と「し尿・浄化槽汚泥や家庭雑排水汚泥の収集運搬手数料」の改定について答申を上田市役所で行った。
昨年12月に土屋陽一市長から諮問を受け、審議を行った。
し尿前処理下水道投入施設は、現在のし尿などを処理している上田地域広域連合による「清浄園」の機能の代わりとして、下水道の「南部終末処理場(上田市下之条)」に整備しており、令和8年度頃の稼働を目指している。
現在の清浄園では、処分手数料が10kgあたり税込み9円で、平成16年以降、処分手数料の改定を行っていない。
答申では、税込み11円で2円増、改定率は22・2%。
条例で定める必要があるため、今後の市議会に提案される予定。
し尿・浄化槽汚泥や家庭雑排水汚泥の収集運搬手数料の改定は、事業者が汲み取りする料金で、市から依頼する上限額。
料金は最終的に事業者が決める。
し尿・浄化槽汚泥の汲み取りが必要なのは、市内で3300世帯余。
収集運搬許可事業者は10社で、収集運搬手数料の改定は、消費税を除くと平成16年以降行われていない。
上田市の手数料は、県内19市では中間よりやや下で比較的安い。
現在の汲み取り料は18リットルあたり185円。
答申では今年10月からし尿前処理下水道投入施設が稼働するまでの間は206円で21円増、施設稼働後は210円に引き上げる。
家庭雑排水汚泥の汲み取りが必要なのは、市内で900世帯余。
収集運搬許可事業者は3社。
上田地域と真田地域の汲み取り料は、収集量の段階に応じて料金設定されており、一般的に多いとされる200リットル以上で250リットル未満の料金は、現在2400円。
答申では、今年10月からし尿前処理下水道投入施設が稼働するまでの間は2900円で500円増、改定率は20・8%。
施設稼働後は2950円に引き上げる。
丸子と武石地域の家庭雑排水汚泥の汲み取り料の改定は、施設稼働後とした。
汲み取りを行う際に30mのホースをさらに延長する場合の料金は、30mから60m未満が現在125円だが、150円に。
60m以上は現在の280円から340円に、それぞれ引き上げる答申となった。
★付帯意見として
▽施設の処分手数料や、収集運搬手数料は、原則として4年ごとに見直すことが望ましい
▽浄化槽などの適切な維持管理の周知、啓発を使用者に改めて行う
▽家庭雑排水汚泥の収集は、し尿などと比べて減少が今後も続くため、適切な処分を今後も継続して行えるよう、収集運搬業務の方向性を収集体制も含めて検討-。
答申では、審議会の中村彰会長と堀内百合子副会長が、土屋市長に答申書を手渡した。
正副会長からは、汲み取りを行う事業者の存続についての発言があった。
土屋市長は「付帯意見と合わせ答申をまとめてもらった。今後、行政として方針を決定し、必要な手続きを進めたい」とした。



