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上田市の上田東高校美術班の生徒6人が「第99回 国展」全員入選!

テーマ:上田市ニュース

【田中さんと「腹ごしらえ」(右)、泉川さんと「感情と記憶の気化】
【町田知保さんの「悲恋~花言葉~」(右)と水澤さんと「海馬」】
【上村さんと「あっかんべ~」(右)、鈴木さんと「鯛から鯉」】
【全員】

 上田市常田、上田東高校美術班の3年生6人が今年開かれた「第99回 国展」に挑戦し、全員が入選した。

 国展は国画会が運営する全国公募の美術展。
 絵画部には615点の出品があり、327点が入選した。

 同班は3年前から「100号を描いて国展入選を目指そう」という目標を掲げて活動し、一昨年は6人(卒業生を含む)、昨年は4人が入選しており、今年で3年連続の出品者全員入選を果たした。

 顧問の上原一馬教諭(49)は「100号を描くのには絵と長い時間対話し、アイデアを絵として完成させる構築力が求められる。生徒が高いレベルに挑戦することで得られるものがきっとあるはず」と話す。

 「腹ごしらえ」を描いた田中妙さんは「絵にストーリー性を持たせるのが好き。見た人が引き込まれるような絵を描きたい。描くたびに上達していると実感しています」。

 「感情と記憶の気化」を描いた泉川新太朗さんは「あらゆるものが機械化され、人間らしさがなくなっていく様を風刺画の要素を加えて描いた。絵は自分の思いを自由に表現できる。時間を忘れて熱中します」。

 「海馬」を描いた水澤玲さんは「本と海が好きなので、本から出てくるクラゲやヒョウモンダコを描いた。絵は自分の好きな世界を創れるのが楽しい」。

 「あっかんべ~」を描いた上村絵美里さんは「国展出品を念頭にインパクトのある作品をと制作した。チョウはこれまで全ての作品に入れてきた。グラデーションを描くのが好き」。

 「鯛から鯉」を描いた鈴木楓さんは「閉ざされた空間でタイが変化してコイへと姿を変えていく、生命の神秘を表現した。描いている瞬間は自分の世界に入れる、大切でかけがえのない時間です」。